【就職四季報の見方・読み方】就活に活用する方法をご紹介

【就職四季報の見方・読み方】就活に活用する方法をご紹介

この記事を読んでいるあなたは、

  • 就職四季報ってなに?
  • 就職四季報の読み方が分からない!
  • どうやって就活に活用すればいいの?

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、そんなあなたに「就職四季報の見方や読み方、就活に活用する方法」についてお伝えしていきます。

目次

就職四季報とは?

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就職四季報とは、東洋経済新報社が出版している、就活生向けの企業情報誌です。

毎年11月に出版されていて、就職書売り上げ1位(大学生協調べ)を獲得しているほど人気があります。

5000社の企業情報が1冊の集約されていて、効率的に企業研究がおこなえるため、就活生の強い味方になってくれます。

東洋経済新報社が出版しているため、広告的な要素が排除されており、企業にとって都合の悪い情報も隠さずに記載されているので、多くの就活生から信頼されています。

就職四季報はどれがオススメ?

就職四季報は、4つのタイプから選ぶことができます。

それぞれ特徴を説明していきます。

総合版

4つのタイプの中で最も人気のある、就職四季報のスタンダードモデルです。大手企業から、中小企業まで幅広い企業の情報が掲載されているので、どれを買えばいいか迷っている人は、総合版がオススメです。

労働条件や福利厚生など、企業に質問しづらい内容も、他の企業と比較しながら企業研究をおこなうことができます。

優良・中小企業版

「優良・中小企業版」は、地方の優良企業や、勢いのあるベンチャー企業の情報に特化しています。「大手企業で若いうちに活躍したい!」というよりも、中小企業で自分らしく働きたい人や、業界で活躍しているベンチャー企業に興味がある人にオススメです。

総合版よりも、直近の業績や、採用情報を手厚く掲載している特徴もあります。

女子版

「産休・育休の期間」「女性の既婚者数」「女性の役職者割合」など、女性が気になる情報に特化しています。

女性でも、実力があれば評価してもらえる企業なのかを知りたい人や、将来の働き方に不安のある人にオススメです。また、自分のワークライフバランスを考えるのには、ぴったりの内容なので、私生活を重視している男性からも人気があります。

企業研究・インターンシップ版

その名の通り、就職四季報のインターンシップ版です。

これから就活デビューする人や、自分に合ったインターン先を見つけたい人にオススメです。

企業情報だけでなく、「インターンシップの構造」「企業の選び方」「やりたい仕事の探し方」などについても詳しく解説してくれています。

就職四季報の見方・読み方

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それでは次に、就職四季報には、どんな情報が記載されているのか、項目ごとに詳しく紹介していきます。

有給の取得

企業のHPや、説明会で教えてもらえる有給日数は「最大で取得できる日数」ですが、就職四季報で記載されているのは、「実際に有給を取得した日数」です。

付与される有給の消化割合も掲載しているので、企業の有給の実情を知ることができます。

残業時間

残業時間は月10〜15時間が平均とされていて、月30〜40時間を超えていると、かなり残業の多い職場と言えます。最近では、残業時間の多い企業は避けられる傾向がありますが、成長企業や業績を伸ばしている企業の残業時間は多くなりがちです。

また「36協定」というものがあり、残業時間は月45時間、年360時間を超えてはいけない、労働者と企業のルールがあるのも覚えておきましょう。

開示度とNA

就職四季報では、「NA」という表記が見られますが、「No Answer」の略です。NAと掲載されている項目は、企業が意図的に「情報を開示していない」ことになります。

数値が高いのであれば開示した方が得なので、一般的にはNAの項目は数値が低いと考えられていますが、内部情報を外部に漏らしたくないといった理由で、NAにしている場合も少なからずあるので、必ずしも「NA=数値が低い」と、なるわけではありません。

採用数

どれだけ優秀な人でも採用数が低ければ、採用される確率は極端に下がるので、非常に重要な項目です。

特に重要なのが採用数の内容で、文理別、男女別、院卒、大卒別などの情報から、どんな人が採用されているかが分かります。また、従業員数に対して採用数が多すぎる場合は、大量離職の可能性があるので、注意しましょう。

採用実績校

実際に採用した人の、卒業大学の名前と人数が、掲載されています。自分の学校の名前が入っていれば、もちろん就活が有利なことが分かります。

採用数が多いと、すべての学校の名前を載せてないことありますが、他の大学を見ることで、内定獲得者のレベル感は掴むことができます

業績

小さな数字が並んでいるので、抵抗感がある人もいると思います。

「売上高と利益が少しずつ増えていれば、成長している企業」など、分かりやすい解釈の方法もありますが、業績には様々なケースがあるので、素人が完全に予想することは困難です。

業績について気になる企業があれば、専門知識を持っている人や、就活エージェントに相談したほうがいいでしょう。

就職四季報の活用方法

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5000社の企業情報が1冊に集約されている

就職四季報は5000社の企業情報が1冊に集約されているので、他の企業と比較しながら、簡単に企業研究がおこなえるのことが強みです。

有給の取得、残業時間、開示度、採用数、採用実績校、業績など、気になる情報が満載なので、「企業探し」「企業研究」「選考対策」など、様々な就活シーンで活用できます。

広告じゃない企業の「ホント」を知れる

就職四季報は、東洋経済新報社が出版しているので、広告的な要素がありません。

企業からお金をもらって出版していると、出資してくれた企業に悪い印象を与える情報は記載できませんが、就職四季報は忖度ナシで企業の「ホント」だけを就活生に提供しています。

企業研究の幅が広がる

就職四季報には4つのラインアップがあり、それぞれ特定の分野に特化しているので、企業研究の幅が広がります。

  • 4つの中で最も人気のあるスタンダードモデル「総合版
  • 地方の優良企業や、勢いのあるベンチャー企業の情報に特化している「優良・中小企業版
  • 女性の既婚者数、女性の役職者割合など、女性特有のデータに特化している「女子版
  • これから就活デビューする人や、インターン先を探している人にオススメの「企業研究・インターンシップ版

どれを買うか迷っている人は、様々な情報が網羅されている「総合版」がオススメです。

まとめ:上手く活用できれば最強の就活ツールに!

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今回は就職四季報の見方や読み方、就活に活用する方法をお伝えしました。

就職四季報は、「文字が小さくて見づらい」「情報がわかりづらい」「内容が理解できない」などの悪い評判もありますが、読み方を覚えれば、就活の強い味方になってくれます。

今まで知らなかった企業に出会えたり、企業のHPや説明会では教えてもらえなかった情報が掲載されていたりと、多くのメリットがあります。この記事を読んで気になった人は、ぜひ使ってみてください。

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この記事を書いた人

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