一般社団法人生活サポート基金でお金借りる方法は?生活再生ローンの貸付条件や審査を解説

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「お金を借りたいけど金融機関の審査に通らない」
「ブラックや多重債務者でもお金を借りる方法はある?」
「なるべく低金利で借り入れできる方法を教えてほしい」

多重債務やブラックが原因で金融機関の審査に通らず悩んでいる方には、一般社団法人生活サポート基金がおすすめです。

一般社団法人生活サポート基金では、金融機関でお金を借りられない人や生活困窮者を対象に融資サービスを提供しています。

銀行よりも低い金利で借り入れできるため、低年収で返済が苦しい人も安心です。

この記事では、一般社団法人生活サポート基金でお金を借りる方法や審査に通過する条件を解説します。

この記事でわかること
  • 生活サポート基金は生活苦に陥っている人をサポートする団体のこと
  • 金融機関の審査に落ちた多重債務者や自己破産者でも低金利で借り入れできる
  • 融資の審査に通過する条件は生活を再建する意思があること
  • 家族に内緒で借りられない、即日融資不可、全国に対応していない点に注意が必要

申し込み手続きの手順も解説しているので、ぜひ最後までチェックしてください。

なお、人気のカードローンについては、カードローンおすすめランキングで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

一般社団法人生活サポート基金とは?3つの事業と目的を解説

生活サポート基金は、多重債務や低収入などの理由によって生活苦に陥っている人の生活向上を目的に設立された一般社団法人です。  

生活サポート基金では、以下3つの事業を展開しています。

一般社団法人生活サポート基金とは?3つの事業と目的を解説
  • 生活相談事業は家計が苦しい生活困窮者の相談に無料で対応
  • 個人再生ファンドの運営事業は融資に充てる資金の出資を募集
  • 生活再生資金の貸付事業では生活再建の見通しがある人に支援を実施

ここでは、各事業の詳細を解説します。

生活相談事業は家計が苦しい生活困窮者の相談に無料で対応

生活サポート基金では、借金に悩んでいる多重債務者や低年収で家計が苦しい生活困窮者などを対象に、無料で生活相談をおこなっています。

お金の悩みだけでなく、職場の人間関係や依存症問題など、生活で困っていることであれば幅広い相談に対応してもらえます。

生活相談事業が対応している相談は、以下の12項目です。

相談内容詳細
債務整理・借金整理の方法
・債務の低利融資一本化
・ヤミ金、保証債務
家計管理・家計表の作成
・生計バランスの検討
公的支援の紹介・学費
・社会福祉協議会
・各種手当
・雇用施策
不動産関連・不動産の評価
・不動産の斡旋業者の紹介
・不動産の差押え及び競売
住居移転関連・アパート等の斡旋業者紹介
・転居にかかる費用の捻出
・引越しと残物処理
・ホームレス施設の紹介
依存症問題・ギャンブル、酒、買い物、薬物、借金などの依存症
家族関連・家庭内暴力(DV)(経済的、精神的無視)
・家計負担の非協力
・子供の虐待、不登校、ニート
・夫婦、親子、兄弟関係
職場に関する事・人間関係
・勤務時間
・セクハラ
・給与の差し押さえ
・個人情報の漏洩
契約に関する事・契約の取り消し
・悪質商法
・業者の選別
・損害賠償
・カードトラブル
生活保護申請・生活保護申請の方法
・生活保護の支給金額
相続・財産管理・成年後見制度の利用
・相続とその手続き
弁護士会・司法書士会等の紹介・弁護士・司法書士の紹介
・法テラスの民事法律扶助制度の紹介
・弁護士会・法律相談センターの紹介

生活相談をおこなったうえで、資金が必要と判断された場合は借り入れの案内をされます。

個人再生ファンドの運営事業は融資に充てる資金の出資を募集

個人再生ファンドでは、多重債務者や生活困窮者への融資に必要な資金を募集しています。

一般社団法人生活サポート基金が出資者と匿名組合契約」を結び、 集まった出資金を原資として融資を行います。 

その後、融資金の返済が行われ、 出資者へ分配金が支払われる仕組みです。募集は随時行っており、1口10万円から申し込みができます。

生活サポート基金で借りるお金は、個人再生ファンドに出資した組合員によって支えられているため、計画的に返済していける人が貸付対象になります。

生活再生資金の貸付事業では生活再建の見通しがある人に支援を実施

生活再生資金では、金融機関からお金を借りられない人を対象に貸付事業を実施しています。

金融機関では、融資の審査をする際に個人信用情報機関を照会するため、過去に延滞や債務整理などをしたブラックや、他社借入が多い多重債務者は審査に落ちてしまいます。

生活再生資金は、金融機関で融資を断られた人をサポートすることを目的にした貸付制度なので、ブラックや多重債務者でも借り入れは可能です。

どこからもお金を借りられずに困っている人は、生活再生資金の利用を検討してみましょう。

生活サポート基金でお金を借りる3つの方法

生活再生資金には3つの種類があり、それぞれ申込条件や金利が異なります。

生活サポート基金でお金を借りる3つの方法
  • 生活再生ローンは原則1名の連帯保証人を提出すれば無担保で借り入れ可能
  • 不動産担保ローンは土地や持ち家がある人向け
  • ソーシャル・エンジェル・ファンドは東京都内に居住しているひとり親世帯が対象

各種類の特徴を把握して、自分に適した借入方法を選びましょう。

生活再生ローンは原則1名の連帯保証人を提出すれば無担保で借り入れ可能

生活再生ローンは、金融機関の審査に落ちてしまい、どこからも借りられなくなった人を対象にした貸付制度です。

過去に自己破産や債務整理をした人でも、返済を続けていける見込みがあれば借り入れできます。

金利は年12.5%以内となっており、民間ローンよりも低い利率で借り入れできるのが魅力です。

融資利率年12.5%以内(遅延損害金利率年利14.6%)
貸付限度額顧客の要望に合わせて
担保原則として連帯保証人1名以上必要に応じて動産、不動産
返済期間1ヶ月~120ヶ月
返済回数2回~120回
返済方式元利均等 元利一括
(参考:生活再生ローンのご案内 – 一般社団法人生活サポート基金

生活再生ローンを利用するにあたり担保は不要ですが、原則1名の連帯保証人が必要です。

多重債務者や自己破産者への貸付はリスクが伴ううえに担保がないため、連帯保証人の提出が融資条件となります。

生活再生ローンを利用する際は、同居する家族または親族に相談して、連帯保証人になってもらいましょう。

不動産担保ローンは土地や持ち家がある人向け

土地や住居などの不動産を所有している人は、不動産担保ローンを利用できます。

不動産担保ローンは、現在保有している不動産を担保にしてお金を借りる方法です。連帯保証人を用意できない人も、不動産があれば借り入れできます。

融資利率年利6.0~9.5%(遅延損害金利率 年利14.6%)
貸付限度額顧客の要望に合わせて
担保不動産担保
保証人原則不要(連帯保証人を要する場合あり)
返済方式期限一括返済・利子分毎月支払い
返済期間6ヶ月~12ヶ月
返済回数6回~12回
早期返済手数料3ヶ月以内の返済の場合は、弁済元金の3%
(参考:生活再生ローンのご案内 – 一般社団法人生活サポート基金

担保の評価額内であれば、上限いっぱいまで借り入れできます。また、土地や持ち家を担保にしても、返済不能にならない限り退去は必要ありません。

ただし、オーバーローンの不動産は担保として認められません。オーバーローンとは、ローンの残高が不動産の価値を上回る状態を指します。

例えば、不動産の価値が100万円で住宅ローンの残高が101万円を超えている場合、オーバーローンであると判断されます。オーバーローンは多重債務に陥る可能性があるため、貸付対象外です。

オーバーローンと判断された場合は、生活再生ローンの利用を検討しましょう。

ソーシャル・エンジェル・ファンドは東京都内に居住しているひとり親世帯が対象

ソーシャル・エンジェル・ファンドは、東京都内に住所があるひとり親世帯(母子家庭・父子家庭)を対象にした貸付制度です。

離婚等の手続き中や出産を控えているシングルの人も、貸付対象者に含まれます。

貸付利率0.0%
延滞損害金なし
限度額1件20万円以内
返済期間40回(40ヵ月)以内最長1年間の返済猶予あり
返済方式元金均等返済
担保・連帯保証人なし但し生活伴走人(返済義務を負わない生活を伴走する方)が必要
(参考:生活再生ローンのご案内 – 一般社団法人生活サポート基金

世帯の貸付回数の制限はありません。 また、国・自治体等の貸付制度などとの併用も可能です。

生活サポート基金でお金借りるメリット!金融機関で借りられない人も利用できる

生活サポート基金は、銀行や消費者金融でお金を借りられない人でも利用が可能です。

資金用途が幅広く金利も低いため、低年収の人も無理なく返済を続けられます。

生活サポート基金でお金借りるメリット!金融機関で借りられない人も利用できる
  • 信用情報に問題のある多重債務者や債務整理をした自己破産者でも申し込みできる
  • 生活資金だけではなく学費や滞納中の税金・公共料金・家賃などの幅広い用途に使える
  • 年12.50%以下の低金利で借入可能!銀行よりも低い利率で利息の負担を抑えられる
  • 返済期間は最大120回まで設定可能!無理のないペースで借金を返済できる

生活サポート基金に申し込む前に、どのようなメリットがあるか確認しておきましょう。

信用情報に問題のある多重債務者や債務整理をした自己破産者でも申し込みできる

多重債務者や債務整理をした経験のある人も、生活サポート基金の利用は可能です。金融機関でお金を借りる場合、信用情報に問題のある人は審査通過が困難です。

しかし、生活サポート基金は貧困層向けの小口融資に取り組んでおり、金融機関で融資を断られた人も貸付対象になります。

貸付けの内容

・消費者金融からの債務を整理するための資金を貸付けします。
・個人信用情報などにより金融機関などから借り入れできない場合の生活資金を貸付けします。
・債務整理後、生活再建をはたせるように自立支援のための資金を貸付けします。

引用元:生活再生ローンのご案内 – 一般社団法人生活サポート基金

実際に、自己破産してから1年足らずで借り入れできた人もいます。

破産後、1年しか経過しておらず、金融機関等と同様に貸与いただけないのではと半信半疑で訪ねましたが、ここの融資は破産をしても免責が下りていれば可能とのことで、相談員の方は、丁寧に長い時間にわたり相談に応じて下さいました。学生支援機構の奨学支援金を借用できるであろうことから、後期以降の学費はそちらを適用するとして、入学金と前期学費相当を貸与できるとの回答をいただきました。

引用元:利用者の声 – 一般社団法人生活サポート基金

現在任意整理中の人も借り入れできたという口コミがあるため、どこからもお金を借りられない人にとって有効な手段といえるでしょう。

生活資金だけではなく学費や滞納中の税金・公共料金・家賃などの幅広い用途に使える

生活サポート基金で借りたお金の使い道は自由です。そのため、生活費だけでなく、現在滞納中の税金や公共料金など、さまざまな用途に利用できます。

諸事情により税金、公共料金、家賃などの滞納した場合に整理するための資金を貸付けします。

引用元:生活再生ローンのご案内 – 一般社団法人生活サポート基金

税金や公共料金を滞納している多重債務者でも、生活サポート基金から借りたお金で借金の完済を目指せます。

また、子どもの学費の借り入れも可能です。実際に銀行や国の教育ローンの審査で断られた人でも、生活サポート基金で借り入れできたケースがあります。

銀行の教育ローンも、国の教育ローンも利用できず、とても暗い気持ちで事務所を訪ねましたところ、相談員の方が約3時間半にもわたって相談にのって下さいました。帰り道、心が軽くなっていたこと、覚えています。数週間後、契約がととのい、子供の入学金等の支払いを済ませ、今は頑張って働こうという気持ちを強く抱いております。

引用元:利用者の声 – 一般社団法人生活サポート基金

生活サポート基金は一人ひとりの状況に合わせて解決策を提示してくれるので、さまざまな事情でお金に困っている人は一度相談してみることをおすすめします。

年12.50%以下の低金利で借入可能!銀行よりも低い利率で利息の負担を抑えられる

生活再生ローンの金利は12.5%以下となっており、銀行ローンよりも低い利率で借り入れできるのが特徴です。上限金利が低いため、借入金額が少なくても利息が増えづらく、返済の負担を軽減できます。

消費者金融で借りると上限金利18%、銀行ローンで借りると上限金利14〜15%が適用されるので、比較すると2.5〜5.5%もの差がでます。

100万円を5年(60回)で借りる場合を例に、金利18.0%・15.0%・12.5%で借りた場合の返済総額を以下の表で比較してみました。

借入金額100万円金利18.0%金利15.0%金利12.5%
返済総額1,523,580円1,420,277円
(-103,303円)
1,349,880円
(-173,700円)
利息総額523,580円420,277円
(-103,303円)
349,880円
(-173,700円)
返済月額25,393円23,671円
(-1,722円)
22,498円
(2,895円)
※( )は金利18.0%で借りている場合との差額

金利の低い生活再生ローンでお金を借りれば、返済総額を10〜17万円も減らせます。早く完済したいのなら、生活再生ローンで借りて利息総額を抑えるのが得策です。

返済期間は最大120回まで設定可能!無理のないペースで借金を返済できる

生活サポート基金は、返済期間を最大120回まで設定できます。返済期間を増やせば、毎月の返済金額を少なくできるため、収入の低い人でも無理のないペースで完済を目指せます。 

生活サポート基金で100万円借りた場合を例に、返済回数ごとに返済月額をシミュレーションしてみました。

返済回数返済月額利息総額返済総額
30回約43,593円約307,800円約1,307,800円
50回約30,260円約513,000円約1,523,000円
80回約22,760円約820,800円約1,820,800円
120回約18,593円約1,231,200円約2,231,200円

返済回数を120回に設定すると、毎月の支出を1万円台に抑えられます。借入金額が100万円以下であれば、返済月額を数千円に抑えることも可能です。

ただし、返済期間は長くなるほど利息が増え、返済総額も高額になります。収入とのバランスを考えながら、自分に適した返済回数を設定しましょう。

審査に通過できる条件は?生活再建の意思があることが必須

生活サポート基金でお金を借りるには、審査が必要です。

生活サポート基金の審査は金融機関の審査とは基準が異なるので注意が必要です。

審査に通過できる条件は?生活再建の意思があることが必須
  • 毎月一定の継続した収入があれば返済能力があると認められる
  • 利用者が無職でも同居している家族名義で申し込める
  • 将来の返済計画を示せば不動産の競売や給与の差し押さえられた人も貸付け可能

スムーズな借り入れを実現するために、審査に通る条件を確認しておきましょう。

毎月一定の継続した収入があれば返済能力があると認められる

生活サポート基金でお金を借りるには、安定した収入が必要です。

安定した収入とは、毎月一定の継続した収入がある状態を指します。収入が低くても、毎月継続した収入であれば、審査通過は可能です。

収入がない人は返済にあてるお金を捻出できないため、審査通過が困難です。

定職がなくて収入がない人は、無職がお金借りる方法を参考にしてください。

利用者が無職でも同居している家族名義で申し込める

どうしても無職でお金を借りたいなら、家族名義で申し込みましょう。

無職の人でも、同居している家族に安定した収入があれば、家族名義で申し込みできます。

現在無職の方は対象外ですが、収入のあるご家族の方等への貸付けを検討する場合もあります。

引用元:生活再生ローンのご案内 – 一般社団法人生活サポート基金

生活サポート基金は、申込者の家族の協力をえながら生活再建することを目指しています。そのため、家族のうち1人でも収入を得ていれば、世帯年収で融資を受けることが可能です。

なお、申し込む際は家族の同伴が必要なので、事前に家族の承諾を得てから生活サポート基金に相談しましょう。

将来の返済計画を示せば不動産の競売や給与の差し押さえられた人も貸付け可能

不動産の競売や給与の差し押さえをされている人でも、生活再建の意思を示せば借り入れは可能です。

不動産の競売や給与の差し押さえをされている場合も、生活の再建が見込めるときは、再建のための資金を貸付します。

引用元:生活再生ローンのご案内 – 一般社団法人生活サポート基金

不動産の競売や給与の差し押さえをされた人は、返済能力がないと判断されて、金融機関の審査に通ることはできません。

しかし、生活サポート基金の審査では返済能力よりも利用者の意思を尊重するため、将来の返済計画を示せば、生活を立て直せる見込みがあると判断されて融資を受けられます。

生活再生ローンでお金借りる流れ!申込手続きをチェック

生活再生ローンでお金を借りる流れは、金融機関で借り入れする手順とは異なります。

借り入れまでに時間がかかるので、スケジュールに余裕をもった手続きが必要です。

生活再生ローンでお金借りる流れ!申込手続きをチェック
  • 1.公式ホームページまたは電話で面談の予約をする
  • 2.担当の相談員と面談および生活相談をする
  • 3.審査で貸付の可否を判断
  • 4.審査通過後に金銭消費貸借契約を締結して振込融資を受ける

申込手続きをスムーズに進めていくために、ここで一連の流れを確認しておきましょう。

1.公式ホームページまたは電話で面談の予約をする

生活サポート基金でお金を借りるには、事前に相談員との面談が必要です。まずは、公式ホームページまたは電話で面談の予約を取りましょう。

予約フォームhttps://www.ss-k.jp/contact/
電話番号03-5227-7260
営業時間月〜金曜日9:30〜18:00
休業日土日祝日

公式ホームページで予約を申し込む場合、返信が翌日になる可能性があります。急いでいる場合は、電話で予約を取りましょう。 

面談は時間がかかる場合があるため、予定のない日を選ぶのが最適です。ただし、生活サポート基金は土日祝日は対応していないので、平日の営業時間内に調整しましょう。

2.担当の相談員と面談および生活相談をする

予約日になったら、生活サポート基金の本部へ出向きましょう。担当の相談員との面談では、真摯な態度で面談を受けることが大切です。

家計が苦しい状況を丁寧に説明し、生活再建する意志を明確に伝えれば、生活再生ローンを勧めてもらえます。

融資が決定したら、生活再生ローンの申し込み用紙に名前や年収などの必要事項を記入して提出しましょう。

3.審査で貸付の可否を判断

申込者の年収や面談および生活相談の内容をもとに、生活再生ローンの審査が行われます。

審査結果の通知がくるのは、申込書を提出してから2週間〜1ヶ月後です。 

借り入れを急ぐ場合は、優先的に審査を進めてもらえるケースがあるので、事前に伝えておきましょう。

4.審査通過後に金銭消費貸借契約を締結して振込融資を受ける

審査通過後、金銭消費貸借契約を締結すれば、借り入れが可能になります。

契約締結後、2日〜1週間程度で借入希望金額を銀行口座へ振り込んでもらえます

なお、融資を受けた後も定期的に面談が行われ、生活を立て直せるまで継続的にサポートしてもらえます。

追加融資を受けたい場合や返済の悩みがあれば、気軽に相談しましょう。

生活再生ローンでお金借りる注意点

生活再生ローンはどこからもお金を借りられない人に適した融資サービスですが、実際に利用する際はいくつか注意点があります。

生活再生ローンでお金借りる注意点
  • 全ての貸付制度で貸金業法の総量規制が適用される|年収3分の1以上の借入は不可
  • 家族への連絡が必要なため内緒で借り入れできない
  • 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の居住者のみ利用可能!対象外なら社会福祉協議会へ相談を
  • 即日融資に対応していない|借り入れを急ぐなら消費者金融のカードローンを検討する

申し込んでから後悔することがないように、事前に注意点を把握しておきましょう。

全ての貸付制度で貸金業法の総量規制が適用される|年収3分の1以上の借入は不可

生活再生ローンは総量規制の対象になるため、年収の3分の1を超える借り入れはできません

過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。

引用元:貸金業法について【貸金業界の状況】 – 日本貸金業協会

例えば年収120万円の場合、貸金業者から借り入れできる金額は最大で40万円までとなります。

なお、年収の3分の1という金額は一社からの借入金額ではなく、すべての貸金業者からの借り入れを合計した金額です。

例えば、年収が120万円の人が一社から30万円を借りていて、他社から20万円を借りたい場合、借入金額は合計で50万円となり、年収の3分の1(40万円)を超えるため審査に落ちてしまいます。

年収の3分の1以上を借りたい場合は、総量規制の対象外になる不動産担保ローンへの申し込みをおすすめします。

家族への連絡が必要なため内緒で借り入れできない

生活サポート基金を利用する際に、家族に内緒で融資を受けることはできません

生活サポート基金は継続的な支援による自立を目指してサポートを行うため、融資の際に家族に協力できないか要請や連絡を行うケースがほとんどです。

多重債務者やブラックが家族に内緒でお金を借りたいなら、自宅に一切連絡をされない消費者金融を利用するのがおすすめです。

中小消費者金融なら独自基準で審査を行っているところが多く、大手の審査に通らなかった多重債務者やブラックにも柔軟に対応してくれます。

家族にバレない配慮をしてくれる業者も多いので、周りに内緒でお金を借りたい人に最適です。詳しくは、中小消費者金融のおすすめランキングを参考にしてください。

東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の居住者のみ利用可能!対象外なら社会福祉協議会へ相談を

生活サポート基金は東京に拠点を置く一般社団法人のため、融資を受けられるのは関東に住んでいる人に限定されます。全国どこからでも利用できるわけではないので注意が必要です。

貸付けできる対象者
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に住所のある方。

引用元:生活再生ローンのご案内 – 一般社団法人生活サポート基金

関東エリア外に住んでいて、どこからもお金を借りられずに悩んでいる人は、社会福祉協議会へ相談してみましょう。

社会福祉協議会は民間の社会福祉法人であり、全国を拠点に活動しているため、居住地に関係なく利用できます。

社会福祉協議会には、低所得者・高齢者・障害者の生活サポートを目的に、生活費や一時的な貸し付けを行う「生活福祉資金貸付制度」があります。

生活福祉資金貸付制度の対象者
  • 必要な資金を他から借りることが困難な「低所得者世帯」
  • 障害者手帳などの交付を受けた人が属する「障害者世帯」
  • 65歳以上の高齢者が属する「高齢者世帯」

生活福祉資金貸付制度を利用して借りられる資金には様々な種類があり、連帯保証人がいれば無利子、連帯保証人がいなくても金利1.5%という非常に低い金利でお金を借りられます。

生活福祉資金貸付制度の種類一覧
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貸付の種類資金の種類金利貸付金額

総合支援資金
生活支援費連帯保証人あり:無利子
連帯保証人なし:1.5%
2人以上の世帯:月20万円以内
単身世帯:月15万円以内
住宅入居費連帯保証人あり:無利子
連帯保証人なし:1.5%
40万円以内
一時生活再建費連帯保証人あり:無利子
連帯保証人なし:1.5%
60万円以内
福祉資金福祉費連帯保証人あり:無利子
連帯保証人なし:1.5%
580万円以内
緊急小口資金無利子10万円以内
教育支援資金教育支援費無利子高校:月3.5万円以内
高専:月6万円以内
短大:6万円以内
大学:月6.5万円以内
就学支度費無利子50万円以内

不動産担保型生活資金
不動産担保型生活資金年3.0%・土地の評価額の70%程度
・月30万円以内
要保護世帯向け不動産担保型生活資金年3.0%・土地及び建物の評価額の70%程度(集合住宅の場合は50%)
・生活扶助額の1.5倍以内

生活福祉資金貸付制度について相談・申請したい場合は、窓口となる社会福祉協議会まで問い合わせましょう。

即日融資に対応していない|借り入れを急ぐなら消費者金融のカードローンを検討する

生活サポート基金は融資までに最短でも2週間ほどかかるため、借り入れを急ぐ人には不向きです。

「今日中にどうしてもお金が必要」という場合は、消費者金融のカードローンを検討しましょう。

大手消費者金融は休日も即日融資に対応しており、早ければ数分ほどで借り入れできます。

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大手消費者金融金利融資時間無利息期間審査対応時間<平日>審査対応時間<土日祝日>年中無休
プロミス4.5〜17.8%最短3分30日間9:00~21:009:00~21:00
アイフル3.0~18.0%最短18分30日間9:00~21:009:00~21:00
アコム3.0~18.0%最短20分30日間9:00~21:009:00~21:00
レイク4.5〜18.0%最短25分最大180日間8:10~21:50日曜日のみ9:00〜18:00年末年始は休業
SMBCモビット3.0~18.0%最短15分9:00~21:009:00~21:00

消費者金融は金利が高いのがネックですが、無利息期間内に返済すれば利息は一切発生しません

「融資スピードは早い方が良い」「短期間で返済できる見込みがある」という人には、消費者金融が向いているでしょう。

今日中にお金を借りたい人は、即日融資可能なカードローンを参考にしてみてください。

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著者情報

金融にまつわる様々な情報を発信しております。カードローン、キャッシングなどお金にまつわるノウハウなども解説しています。ぜひご覧ください。

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