「銀行でお金を借りるデメリットはある?」
「銀行からの借金を返せないときの対処法は?」
「銀行以外にお金を借りる方法は?」
お金に困ったときに、銀行でお金を借りようと考える人は多いでしょう。
銀行は低金利でお金を借りられるのが魅力ですが、審査が厳しく融資スピードが遅いといった難点もあります。
契約してから後悔しないためには、銀行でお金を借りるデメリットを事前に把握しておくことが大事です。
この記事では、銀行でお金を借りるデメリットと返済できないときの対処方法を解説します。
- 銀行は即日融資不可!消費者金融よりも審査難易度が高く借り入れが難しい
- 銀行は金利が低く限度額が高い!高額融資を望む人や利息の支払いを抑えたい人に最適
- 銀行の融資審査に落ちたときは公的融資制度や消費者金融の利用がおすすめ
なお、人気のカードローンについては、カードローンおすすめランキングで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみにブラックで借りれない、、
という方は以下の消費者金融・キャッシングがおすすめです。
サービス名 | サービスの特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
セントラル |
|
公式サイトへ |
フクホー |
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公式サイトへ |
アロー |
|
公式サイトへ |
いつも |
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公式サイトへ |
フタバ |
|
公式サイトへ |
銀行でお金を借りるデメリットと注意点
銀行はお金を借りる際の代表的な選択肢の一つですが、メリットばかりではありません。
デメリットを把握しておかないと、申し込んでから後悔する可能性があります。
- 最短即日融資は基本不可!審査や融資に時間がかかりやすい
- 消費者金融に比べて審査難易度が高い
- 在籍確認の電話連絡が避けられないケースが多い
- 申込時に口座開設が必要な場合がある
- 地方銀行は対応エリアが限定されている
銀行でお金を借りるデメリットを把握し、自分に適した借入先かどうかをよく考えてみましょう。
最短即日融資は基本不可!審査や融資に時間がかかりやすい
銀行カードローンの多くは、即日融資に対応していません。
銀行カードローンでも以前は即日融資が可能でしたが、2018年以降から警視庁データベースへの照会が審査に追加されたため、即日融資ができなくなりました。
本年1月4日から警察庁の暴力団情報データベースへの接続が開始されましたのでご報告いたします。なお、接続に関する枠組みの概要は次のとおりです。(1)警察庁の暴力団情報データベースへの接続は、預金保険機構を介して実施する。(2)対象取引は、新規の個人向け融資等とする。(3)対象者は、個人の融資申込者等とする。
引用元:反社会的勢力との関係遮断に向けた対応について | 2018年1月4日 – 一般社団法人 全国銀行協会
警視庁データベースへの照会は、反社会勢力への貸し付けを防ぐために必要なものであり、警察データベースからの回答は最短でも翌日以降になります。
そのため、銀行で借り入れができるのは最短でも翌日以降になります。
カードローン | 審査時間 | 融資時間 |
---|---|---|
みずほ銀行カードローン | 最短即日 | 最短1週間前後 |
りそな銀行カードローン | 1週間以内 | 最短1週間 |
三井住友銀行カードローン | 最短即日 | 最短1週間前後 |
三菱UFJ銀行カードローンバンクイック | 最短即日 | 最短1週間前後 |
イオン銀行カードローン | 最短翌日 | 最短翌日 |
楽天銀行スーパーローン | 最短即日 | 最短翌日 |
みんなの銀行Loan | 最短2分 | 最短翌日 |
住信SBIネット銀行カードローン | 最短60分 | 2週間 |
東京スター銀行スターカードローンα | 最短2営業日 | 最短1週間 |
セブン銀行カードローン | 最短翌日 | 最短翌日 |
PayPay銀行カードローン | 最短60分 | 最短翌日 |
銀行カードローンの多くは融資までに1週間前後かかるため、借り入れを急ぐ人には向いていません。
「どうしても今日中にお金が必要」という人は、即日融資が可能な消費者金融の利用をおすすめします。
消費者金融に比べて審査難易度が高い
銀行は金利が低い利点がある一方で反面、審査が厳しい難点があります。
金利を下げると銀行側の利益が少なくなり、貸し倒れになった場合に赤字経営に陥る可能性があるため、銀行は時間をかけて慎重に審査を行います。
特にろうきんやJAなどの非営利団体は、赤字経営になると構成員などにサービスを還元できなくなるため、他の業種よりも審査は厳しい傾向にあります。
安定した収入のない人や他社から借り入れをしている人など、審査通過に不安のある人は消費者金融や信販会社などからの借り入れを検討した方が良いでしょう。
在籍確認の電話連絡が避けられないケースが多い
銀行は融資の審査を厳格化していることから、在籍確認の電話連絡を避けられないケースが多いです。
Q 【カードローン】申込や契約時に自宅や勤務先へ確認連絡は来ますか?
A はい。 三井住友銀行カードローンプラザより、登録の電話番号(携帯または自宅)および勤務先へ(お勤めされていることを確認するため)銀行名でお電話させていただきます。勤務先へのお電話に不安がおありの場合は、カードローンプラザにお問い合わせください。
引用元:よくあるご質問 – 三井住友銀行
勤務先へ電話連絡をされると、カードローンの利用を職場の人にバレる可能性があります。
勤務先に電話連絡をされると困る場合は、在籍確認なしで借り入れできるカードローンを利用しましょう。
大手消費者金融であれば、電話での在籍確認なしで借り入れできます。
原則、お勤めされていることの確認はお電話では行いません。ただし審査の結果によりお電話する場合でも、お客さまの同意を得ずに実施することはございませんので、ご安心ください。プロミスでは、実際に98%のお客さまには電話での在籍確認を実施しておりません。
引用元:プロミス
プロミスやアイフルなどの大手消費者金融は、勤務先への電話連絡を原則行っていません。
周りにバレないように最大限の配慮をしてくれるため、勤務先や家族に内緒で借り入れしたい人におすすめです。
申込時に口座開設が必要な場合がある
銀行でお金を借りる際は、口座開設が必要な場合があります。
すでに口座を持っている人ならすぐに借り入れできますが、まだ口座を持っていない人は申し込む前に開設手続きが必要です。
借入先の銀行の口座がないと、申し込みできない場合もあるので注意が必要です。
口座開設不要で申し込みできる銀行カードローンもありますが、数は多くありません。
すぐにお金を借りたい人は、口座開設の手続きを早めに済ませておきましょう。
地方銀行は対応エリアが限定されている
地方銀行は地域経済に密着した存在であり、地域内の居住者向けに金融サービスを提供しています。
メガバンクやネット銀行と違い、地方銀行は全国エリアに対応していないケースが多いので注意が必要です。
転勤する機会が多い人だと、転勤先での利便性が低くなる可能性があります。
完済までに引っ越す予定のある人は、全国エリアに対応している銀行を利用した方が良いでしょう。
銀行でお金を借りるメリット
銀行でお金を借りることには、多数のメリットがあります。
- 他の金融機関よりも低い金利で借り入れできる
- 利用限度額が高い!総量規制の対象外のため高額融資も可能
- 申し込みから契約までWebで完結!来店不要で手続きできる
- 24時間振込キャッシングに対応!銀行ATMなら手数料無料で借り入れできる
メリットとデメリットの両面を比べて、お金を借りるときの参考にしてみましょう。
他の金融機関よりも低い金利で借り入れできる
銀行は他の金融機関よりも金利が低く、利息の支払いを抑えられるメリットがあります。
カードローンの金利の相場を比較すると、金利がもっとも低いのは銀行系カードローンで、次いで消費者金融、キャッシングの順になっています。
借入方法 | 金利(年率) |
---|---|
銀行カードローン | 1.8~14.6% |
消費者金融 | 3.0~18.0% |
クレジットカードのキャッシング機能 | 7.8~18.0% |
銀行カードローンの金利が低い理由は、貸し倒れリスクに対する資金を自ら用意できるためです。銀行は融資のほかにも預金や為替といった業務があり、利用者への貸付金を自ら用意しています。
一方で、消費者金融や信販会社は貸付金を銀行で借りて融資しており、借り入れる際に発生する利息を利用者の金利に上乗せしています。そのため、銀行に比べて金利が高くなっているのです。
お金を借りるときに低金利を重視するなら、銀行一択といえるでしょう。
しかし、消費者金融には無利息期間があるため、短期間で返済できる場合は必ずしも銀行がお得になるわけではありません。
長期借入には銀行、短期借入は消費者金融というように、返済計画に合わせて借入先を使い分けましょう。
利用限度額が高い!総量規制の対象外のため高額融資も可能
銀行は総量規制の対象外のため、年収の3分の1を超える借り入れが可能です。
総量規制とは、貸金業者がお金を貸す金額を年収の3分の1までに制限する法律上の規制です。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。
引用元:お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)
総量規制は貸金業者からの借り入れを対象としたものであり、銀行からの借り入れは対象外です。 そのため、年収の3分の1を超える借り入れができます。
また、銀行カードローンは限度額が高く、最高1,000万円の高額融資も可能です。
カードローン | 限度額 |
---|---|
みずほ銀行カードローン | 800万円 |
りそな銀行カードローン | 800万円 |
三井住友銀行カードローン | 800万円 |
三菱UFJ銀行カードローンバンクイック | 500万円 |
イオン銀行カードローン | 800万円 |
楽天銀行スーパーローン | 800万円 |
みんなの銀行Loan | 1,000万円 |
横浜銀行カードローン | 1,000万円 |
住信SBIネット銀行カードローン | 1,000万円 |
東京スター銀行スターカードローンα | 1,000万円 |
セブン銀行カードローン | 300万円 |
auじぶん銀行カードローン | 800万円 |
PayPay銀行カードローン | 1,000万円 |
銀行は限度額が高い上に金利も低いため、長期借入を検討している人に最適です。
申し込みから契約までWebで完結!来店不要で手続きできる
銀行カードローンの多くはWeb完結に対応しており、来店不要で手続きが完了します。
Web完結なら必要書類もWeb上で提出でき、自宅から出ずに手続きが終わるため、誰にも見られずに借り入れできます。
また短時間で申し込み手続きが終わるので、忙しいときに便利です。
24時間振込キャッシングに対応!銀行ATMなら手数料無料で借り入れできる
銀行でお金を借りるときに銀行ATMを利用すれば、手数料無料で現金を引き出せます。
銀行ATMは営業時間内しか利用できませんが、利息以外の無駄な出費がありません。
また、24時間振込キャッシングに対応している銀行も多く、早朝や深夜などの時間帯でもすぐに指定の口座に借入金を振り込んでもらえます。
銀行カードローンでお金を借りるデメリットに対処する方法
銀行カードローンを上手く活用するには、いくつかコツがあります。
- 借入目的にあったローンを検討する
- 事前に返済額や返済期間などの返済計画を立てる
- ボーナスや臨時収入があるときに繰上返済する
審査通過や返済に不安がある人は、事前に対処法をしっかり把握しておきましょう。
借入目的にあったローンを検討する
銀行でお金を借りるときは、借入目的にあったローンを選ぶことが大切です。
銀行ではカードローンやビジネスローンなどの複数のローン商品を提供していますが、借入目的とは異なるローンを選ぶと審査に落ちやすくなります。
事業資金を借りたいならビジネスローン、教育費を借りたいなら教育ローンというように、借入目的に適したローンを選びましょう。
事前に返済額や返済期間などの返済計画を立てる
銀行でお金を借りる前に、完済までの返済計画を立てておきましょう。
毎月の返済額や返済期間を考える上で役立つのは、銀行のホームページ上にある返済シミュレーションです。
返済シミュレーションは、借入金額を入力するだけで月々の返済額や返済総額などを簡単に算出できます。
将来の返済額や利子を把握できれば、無理のない返済計画を立てる際に役立ちます。
ボーナスや臨時収入があるときに繰上返済する
お金を借りる期間が長いと利息が膨れ上がり、総返済額も増えていくため、繰上返済を検討しましょう。
繰上返済は、毎月決められた返済日とは別に支払う方法です。
繰上返済した金額はすべて元金の返済に充てられるため、残高自体を減らして返済総額を抑えられます。
繰上返済をすれば返済期間も短縮でき、完済できるタイミングが早くなります。
ボーナスや臨時収入などで収入に余裕がある時は、繰上返済をうまく活用しましょう。
銀行でお金を借りる方法は6種類!目的に合わせて使い分けができる
銀行では主に6種類のローン商品を扱っており、目的に合わせて使い分けができます。
- カードローンは利用目的問わず借入可能!限度額の範囲内なら何度でも利用できる
- フリーローンの借入金は使い道自由!金利低めで返済計画を立てやすい
- 目的別ローンは車購入や結婚資金等さまざまな使い道に対応できる
- 教育ローンは子どもの教育費を世帯年収の上限なしで借り入れできる
- 住宅ローンは新築や中古住宅の購入時に有担保で借入できる
- ビジネスローンは原則無担保・無保証で事業資金を借り入れ可能
各種類の特徴を把握して、自分にピッタリのローン商品を選びましょう。
カードローンは利用目的問わず借入可能!限度額の範囲内なら何度でも利用できる
カードローンは借入金の使用目的に制限がなく、自由に使えるローンです。決められた限度枠内であれば、何度でも借り入れができます。
早ければ当日中に審査結果がわかり、最短翌日には借り入れできます。
コンビニATMなどでいつでも現金を引き出せるため、急な出費で困ったときに便利です。
また、借入方法や返済方法は複数の選択肢が用意されているため、ライフスタイルに合わせて利用できます。
銀行が提供するローン商品の中で、カードローンは最も利便性の高いといえるでしょう。
フリーローンの借入金は使い道自由!金利低めで返済計画を立てやすい
フリーローンはカードローンと同様に、借入金の使い道が制限されていないローンです。
カードローンと異なる点は、借入可能回数です。カードローンは借入可能回数に制限がありませんが、フリーローンの借入回数は1回のみとなります。
追加で融資を受けたい場合は、再度審査を受けなければなりません。前回審査に通ったからといって、次の審査も通るわけではないので注意が必要です。
しかし、一度借り入れたら期限までに返済をするだけなので、返済計画を立てやすいという利点があります。
「カードローンだとつい借りすぎてしまう」という人には、フリーローンの利用をおすすめします。
目的別ローンは車購入や結婚資金等さまざまな使い道に対応できる
目的ローンは、借入金の使い道が限定されているローンです。
カードローンやフリーローンのように借入金を自由に使うことはできませんが、借金の理由が明確で担保もあることから、他のローンより金利が低めです。
目的別ローンの例として、以下が挙げられます。
目的別ローンの種類 | 特徴 |
---|---|
リフォームローン | 住宅の増築やリノベーション、修繕などにに利用できるローン。無担保で組める場合がある。 |
オートローン | 自動車やバイク購入に利用できるローン。運転免許の取得費用や車体のカスタマイズ・修理費用などに利用できる場合がある。 |
ブライダルローン | 挙式や披露宴、婚約指輪など、結婚関連の費用に利用できるローン。 |
医療費ローン | 病気やケガの治療、手術費用、入院費用、歯科治療費用など、医療に関する費用を借りられるローン。保険適用外の美容治療費用にも利用できる。 |
トラベルローン | 国内・海外旅行の費用や交通費に充てられるローン。 |
住宅のリフォームや車の購入など、借入金の使い道が決まっている場合は、金利の低い目的別ローンの利用をおすすめします。
教育ローンは子どもの教育費を世帯年収の上限なしで借り入れできる
教育ローンは、入学金や授業料などの学校教育費を借り入れできます。
銀行の教育ローンは国の教育ローン(日本政策金融公庫)とは違い、審査・融資スピードが早いのが利点です。
教育ローン | 金利 | 借入限度額 | 審査時間 | 融資時間 |
---|---|---|---|---|
国の教育ローン | 1.95% | 350万円 | 10日前後 | 20日前後 |
楽天銀行教育ローン | 3.9% | 500万円 | 最短1日 | 最短翌営業日 |
イオン銀行教育ローン | 3.10~4.10% | 500万円 | 1週間程度 | 1週間程度 |
三井住友銀行教育ローン | 2.795% | 300万円 | 最短即日 | 最短即日 |
りそな銀行教育ローン | 2.475〜4.475% | 1,000万円 | – | – |
国の教育ローンは申し込みから融資までに3週間ほどの日数を要しますが、銀行の教育ローンであれば最短即日で借り入れできます。
世帯年収の上限なしで利用できるのもメリットの一つ。国の教育ローンは世帯年収の上限がありますが、銀行の教育ローンは世帯年収の上限なしで、教育に関わるさまざまな用途に利用できます。
アパートの家賃や交通費などが対象になる場合もあるので、各ローンをよく比較して選びましょう。
住宅ローンは新築や中古住宅の購入時に有担保で借入できる
住宅ローンは、新築・中古住宅やマンション、住宅用の土地を購入する際に利用できるローンです。
銀行の住宅ローンは有担保が一般的で、他のローンよりも金利が低いのが特徴です。
住宅ローンの金利には、固定金利型と変動金利型の2種類があります。固定金利は完済までずっと金利が変わりませんが、変動金利は銀行の短期プライムレートによって金利が変動するのが特徴です。
長期の返済計画を立てたい人や金利上昇のリスクヘッジをしたい人には固定金利型、現状の低金利で借り入れをしたい人には変動金利型が向いています。
ビジネスローンは原則無担保・無保証で事業資金を借り入れ可能
ビジネスローンは、事業の開業資金や運転資金、設備費用などに利用できるローンです。
ビジネスローンは担保・保証人不要で利用できる場合が多く、審査もスピーディーです。
最短即日融資に対応しており、コンビニATMでの借り入れも可能なので、急いで資金を調達したいときに役立ちます。
銀行でお金を借りるのが向いている人
銀行でお金を借りることにはメリット・デメリットがあり、向いている人と向いていない人がいます。
銀行での借り入れが向いている人の特徴は、主に3つあります。
- 毎月の返済金額や利息を支払う負担を抑えたい人
- 借入まで時間に余裕がある人
- 比較的高めの融資を望む人
上記項目に当てはまる人は、銀行でお金を借りることを検討してみましょう。
毎月の返済金額や利息を支払う負担を抑えたい人
銀行は低金利で借り入れできるため、毎月の返済総額を抑えたい人におすすめです。
消費者金融などでお金を借りると18%前後の高い金利が適用されますが、銀行なら上限金利14%以下で借り入れできます。
金利が低ければ支払う利息を抑えることができ、返済総額が少なくなります。
返済総額が少なければ完済までの期間も短縮できるため、返済期間を延ばしたくない人にもおすすめです。
借入まで時間に余裕がある人
銀行は融資までに1週間前後かかることが多いため、時間的な余裕がある人におすすめです。
「今日中にお金を借りたい」という場合には不向きですが、多少時間がかかっても低金利でお金を借りたい人には最適です。
なお、銀行カードローンは最短翌日で借り入れできる場合もあるので、スケジュールに合わせて借入先を選びましょう。
比較的高めの融資を望む人
銀行の融資は利用限度額が比較的高く、総量規制も対象外のため、高額融資を望む人に最適です。
消費者金融のカードローンの限度額は300〜500万円が多いですが、銀行カードローンの限度額は800〜1,000万円となっています。
利用限度額の範囲内なら繰り返し利用できるため、完済後にお金が必要になったときも再び借り入れできます。
車の購入や結婚などに向けて大金が必要な場合は、銀行からの借り入れがおすすめです。
銀行以外でお金を借りる方法
銀行以外にお金を借りる方法は、主に3つあります。
- 公的融資制度は無利子または低金利で借り入れ可能!無職やブラックも利用できる
- 消費者金融なら最短即日審査・融資完了!在籍確認・郵便物なしで周りにバレにくい
- 信販会社のキャッシングは提携ATMを使って気軽に借り入れできる
それぞれ特徴が異なるので、よく比較して自分に適した借入先を選びましょう。
公的融資制度は無利子または低金利で借り入れ可能!無職やブラックも利用できる
金融機関の審査に通らない人は、厚生労働省や財務省が管轄する公的融資制度を利用しましょう。
公的融資制度は生活が困難な人の支援を目的としており、収入の少ない人や無職の人も利用できます。
無利子または低金利で借り入れできるため、返済負担を抑えることが可能です。
公的融資制度にはさまざまな種類があるため、それぞれの状況に合わせて利用しましょう。
- 生活福祉資金貸付制度:生活に困窮している世帯が対象
- 求職者支援資金融資:ハローワークの職業訓練を受講している人が対象
- 国の教育ローン:子供の学費が必要な人が対象
生活福祉資金貸付制度は生活に困窮している世帯が借り入れできる
生活福祉資金貸付制度は、生活に困窮している低所得者・障がい者・高齢者世帯が利用できる貸付制度です。
連帯保証人を用意できれば無利子で借り入れできますが、連帯保証人がいなくても年1.5〜3.0%の低金利で借り入れできます。
生活福祉資金貸付制度には4種類があり、資金使途に合わせて借り入れできます。
貸付の種類 | 資金の種類 | 金利 | 貸付金額 |
---|---|---|---|
総合支援資金 | 生活支援費 | 連帯保証人あり:無利子 連帯保証人なし:1.5% | 2人以上の世帯:月20万円以内 単身世帯:月15万円以内 |
住宅入居費 | 連帯保証人あり:無利子 連帯保証人なし:1.5% | 40万円以内 | |
一時生活再建費 | 連帯保証人あり:無利子 連帯保証人なし:1.5% | 60万円以内 | |
福祉資金 | 福祉費 | 連帯保証人あり:無利子 連帯保証人なし:1.5% | 580万円以内 |
緊急小口資金 | 無利子 | 10万円以内 | |
教育支援資金 | 教育支援費 | 無利子 | 高校:月3.5万円以内 高専:月6万円以内 短大:6万円以内 大学:月6.5万円以内 |
就学支度費 | 無利子 | 50万円以内 | |
不動産担保型生活資金 | 不動産担保型生活資金 | 年3.0% | ・土地の評価額の70%程度 ・月30万円以内 |
要保護世帯向け不動産担保型生活資金 | 年3.0% | ・土地及び建物の評価額の70%程度(集合住宅の場合は50%) ・生活扶助額の1.5倍以内 |
生活福祉資金貸付制度は融資までに最短1ヶ月ほど時間がかかるため、早めの申請が必要です。
緊急小口資金なら最短1週間で借り入れできるので、緊急でお金が必要な場合に便利です。
求職者支援資金融資はハローワークの職業訓練を受講している人が借り入れできる
求職者支援資金融資は、職業訓練受講給付金の支給を受けながら仕事を探している人が利用できる制度です。
職業訓練受講給付金の支給だけでは生活費が足りない場合は、求職者支援資金融資制度を利用して借り入れできます。
職業訓練受講給付金の支給を受けた求職者であれば、年3.0%の低金利でお金を借りられます。
貸付利率 | 年3.0% (信用保証料0.5%を含む) |
---|---|
貸付額 | ・同居または生計を一にする別居の配偶者、子または父母のいずれかがいる場合 月額10万円(上限) × 受講予定訓練月数(最大12) ・上記以外の場合(単身者など) 月額5万円(上限) × 受講予定訓練月数(最大12) |
貸付方法 | 本人の労働金庫口座へ貸付金額を一括で振り込み (労働金庫に口座がない場合は、手続き時に口座開設が必要) |
担保人・保証人 | 不要 |
返済方法 | 元利均等払い (本人の労働金庫の口座から自動引き落とし) |
担保人や保証人は不要でお金を借りることができ、職業訓練終了時まで返済義務はありません。
訓練終了後も約3ヶ月間は利息のみの支払いで良いため、収入を得られるまでの返済負担を最小限に抑えられます。
求職者支援資金融資を利用したい場合は、ハローワークで相談して労働金庫で貸し付けの手続きを行いましょう。
国の教育ローンは1.95%の低金利で子供の学費を借り入れできる
国の教育ローン(日本政策金融公庫)は、民間ローンに比べて金利が低いのが特徴です。
年1.95%(固定金利)の低金利となっており、子ども1人あたり最大450万円まで借り入れができます。
世帯年収に上限が設けられていますが、年収の上限基準などを満たせばパートでも申し込みは可能です。
また、月々の返済額が無理のない程度に抑えられるのも利点です。
金利(実質年利) | 1.95%(要件を満たせば1.55%) |
---|---|
借入限度額 | 子ども1人あたり350万円(要件を満たせば450万円) |
審査時間 | 10日前後 |
融資時間 | 20日前後 |
返済期間 | 最長18年 |
返済方式 | 元利均等返済 |
資金使途 | 学校納付金、受験費用、在学のため必要となる住居費用、教科書代、教材費、パソコン購入費、通学費用、修学旅行費用、学生の国民年金保険料など |
申込条件 | 融資の対象となる学校に入学・在学される方の保護者(主に生計を維持されている方)で、世帯年収(所得)が指定の金額以内の方 |
国の教育ローンは所得の低い家庭でも利用できますが、審査に10日前後の時間がかかる点に注意が必要です。
審査完了後に資金を受け取れるまでにさらに10日前後かかるため、早めの手続きをおすすめします。
消費者金融なら最短即日審査・融資完了!在籍確認・郵便物なしで周りにバレにくい
すぐにお金を借りたい場合は、消費者金融がおすすめです。消費者金融なら最短即日で審査・融資が完了するため、急な出費で困ったときに役立ちます。
契約手続きはWeb完結に対応しているカードローンが多く、来店や郵送手続きは不要です。
大手消費者金融の場合、在籍確認の電話連絡や自宅への郵送物なしで契約できるため、職場や家族など周りの人に内緒で借り入れできます。
消費者金融 | 金利 | 限度額 | 審査時間 | 融資時間 | Web完結 | 電話連絡なし | 郵便物なし |
---|---|---|---|---|---|---|---|
プロミス | 4.5〜17.8% | 500万円 | 最短3分 | 最短3分 | ◯ | ◯ | ◯ |
アイフル | 3.0~18.0% | 800万円 | 最短18分 | 最短18分 | ◯ | ◯ | ◯ |
アコム | 3.0~18.0% | 800万円 | 最短20分 | 最短20分 | ◯ | ◯ | ◯ |
SMBCモビット | 3.0~18.0% | 800万円 | 最短15分 | 最短15分 | ◯ | ◯ | ◯ |
レイク | 4.5〜18.0% | 500万円 | 最短15秒 | 最短25分 | ◯ | ◯ | ◯ |
消費者金融は利便性の高さが魅力ですが、金利が高い点に注意が必要です。
返済期間が長引くと利息が増えて返済負担が増すので、事前に返済計画をしっかり立てておくことが重要です。
信販会社のキャッシングは提携ATMを使って気軽に借り入れできる
信販会社のキャッシングは、利用可能枠内であれば提携ATMなどで気軽にお金を借りられます。
クレジットカードにキャッシング枠がついていれば、カード一枚でショッピングとキャッシングに利用できるため便利です。
ただし、信販会社のキャッシングは消費者金融と同程度の高い金利がかかる場合があります。
返済が長引くと利息の負担が増えるので注意が必要です。
銀行の借金を返せない!銀行が行う取り立ての流れ
銀行から借りたお金を返済できない場合は、銀行から取り立てを受けることとなります。
自宅に取り立てがくることはありませんが、すぐに対応しないと強制解約や一括返済を求められるので注意が必要です。
- 1.携帯電話や自宅の電話に連絡がくる
- 2.内容証明郵便で自宅に督促状が届く
- 3.督促状の返済期日を過ぎると強制解約されて一括返済を求められる
- 4.民事訴訟の後に強制執行が行われる
銀行の借金を返せなくなった場合に備えて、取り立ての流れを把握しておきましょう。
1.携帯電話や自宅の電話に連絡がくる
毎月決められた期日までに返済ができなかった場合は、契約時に登録した携帯電話または自宅の電話に連絡がきます。
電話の内容は、返済期日が過ぎていることと、いつまでに返済できるかの確認です。
なお、暴力的な言葉遣いや大声をあげるといった脅迫めいた電話がかかってくることはありません。
相手に恐怖を与えるような取り立ては法律で禁じられているため、安心して電話を受け取れます。
返済期日を延ばしてほしいといった要望があれば、電話で相談しておきましょう。
2.内容証明郵便で自宅に督促状が届く
電話で返済が遅れていることを伝えても借金の返済がない場合は、内容証明郵便で自宅に督促状が送られてきます。
督促状には滞納している金額や返済期日、今後の法的措置などが記載されています。
督促状が送られてきたということは、今後裁判が起こされる可能性があるため、何もせずに放置するのはよくありません。
返済できる余力がある場合は、すみやかに入金しましょう。すぐに返済できない場合は銀行に問い合わせて、支払いを待ってもらえないか相談してみましょう。
3.督促状の返済期日を過ぎると強制解約されて一括返済を求められる
督促状に記載された期日までに返済ができないと、強制解約されて残債の全額一括返済を求められます。
裁判を起こされるリスクを回避したいなら、催告書に記載された返済期日までに入金しましょう。
なお、強制解約されると信用情報に異動情報が記録され、いわゆるブラックリスト入りした状態になります。
一度ブラックリスト入りしてしまうと、5〜7年は情報が消えません。異動情報が消えるまでの間は、どの金融機関に借り入れを申し込んでも審査で否決されるので注意が必要です。
4.民事訴訟の後に強制執行が行われる
残債を一括返済できなかった場合は、銀行側から民事訴訟が提訴されます。
それでも返済が行われない場合は、強制執行が行われ、預金や財産が差し押さえられてしまいます。
月々の給料も、一定の範囲内で差し押さえられるので注意が必要です。