審査なしで20万借りる方法!即日融資のカードローンや注意点も解説

審査なしで20万借りる方法!即日融資のカードローンや注意点も解説

急な出費や生活費の不足で「今すぐ20万円を借りたい」と考えている方の中には、審査なしで借りられる方法を探している方も少なくありません。

しかし実際には、正規の金融機関で“審査なし”の借入は存在せず、そうした謳い文句の多くは違法業者によるものです。

本記事では、即日で20万円を借りられる正規の手段や、審査に不安がある方でも検討できる消費者金融、そして危険な借入の見極め方までを丁寧に解説します。

審査はあるが最短即日で借り入れができる大手消費者金融

スクロールできます
カードローン公式サイト金利限度額審査時間融資時間無利息期間
アイフル公式サイト年3.0%~18.0%800万円最短18分最短18分30日間
アコム公式サイト3.0~18.0%800万円最短20分最短20分30日間
プロミス公式サイト4.5〜17.8%500万円最短3分最短3分30日間
レイク公式サイト4.5〜18.0%500万円最短15秒最短25分最大365日間
※契約額が50万円未満の場合60日間無利息
SMBCモビット公式サイト3.0~18.0%800万円最短15分最短即日
目次

今すぐ20万円を借りたいときは即日融資の消費者金融がおすすめ

「急に20万円が必要になったけれど、審査に自信がない…」「できれば審査なしで20万円借りたい」と考えていませんか?結論からいうと、審査なしで20万円を借りることは基本的にできません。

貸金業法などの法律により、正規の金融機関であれば必ず審査を行う必要があるためです。

とはいえ、最短即日で20万円を借りる方法は存在します。おすすめは、大手消費者金融のカードローン。

大手消費者金融の多くは即日融資に対応しており、中でもアイフルは最短18分の融資が可能。本章では即日融資に対応しているおすすめの大手消費者金融を紹介します。

アイフル – 最短18分!WEB完結でスピーディに20万円の融資が可能

アイフルのおすすめポイント
  • 申し込みは24時間365日受付、最短18分で即日融資可能
  • 初回30日間利息0円サービス
  • Web完結・原則郵送物なし

アイフルは、最短18分で審査から融資までを完了できる大手消費者金融のカードローンです。

24時間365日いつでもWEBやスマホアプリから申し込みでき、カードレスでの契約を選べば専用アプリを使ってコンビニなどの提携ATMからすぐに現金を引き出せます。

金利(実質年率)は3.0%~18.0%で、借入限度額は最大800万円までと余裕があります。

特に初めてアイフルを利用する方には、契約日の翌日から30日間は利息が0円になる無利息サービスが適用されるため、短期返済予定なら利息なしで20万円を借りられる可能性があります。

また、アイフルは原則として職場への電話連絡による在籍確認を行わない方針を採用しており、書類確認で在籍確認を完了するため、周囲に知られたくない方にも適しています。

20万円の融資は平日だけでなく土日祝日も対応しており、急な出費で時間がない方でも安心して利用できます。

金利年3.0%~18.0%(100万円以上の場合は3.0%~15.0%)
限度額1万円~800万円
審査時間最短18分
融資時間最短18分
無利息期間30日間
Web完結
電話連絡なし
郵送物なし
対象年齢20歳~74歳

アコム – 約99%の確率で在籍確認がなく今日中に20万円借り入れが可能

アコムのおすすめポイント
  • スマホから24時間365日申し込み可、最短20分で即日融資可能
  • 初回30日間、利息0円サービス
  • 勤務先への電話確認原則なし

アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループの大手消費者金融で、最大の特徴は勤務先への電話による在籍確認が原則として行われない点です。

公式データによれば、2024年1~5月の申込者のうち99%の人は職場への電話連絡による在籍確認が行われなかったとのことです。

審査スピードは最短20分で、金利(実質年率)は3.0%~18.0%、借入限度額は最高800万円です。初めてアコムと契約する方には、契約日の翌日から30日間の無利息サービスがあり、その期間内に返済すれば利息がかかりません。

申し込みはWebやスマホアプリ、無人契約機(むじんくん)から可能で、Web完結なら指定口座への振込融資も受けられます。

在籍確認は原則として書類提出で行われ、健康保険証や給与明細などの提出で完了します。

金利3.0~18.0%
限度額800万円
審査時間最短20分
融資時間最短20分
無利息期間30日間
Web完結
電話連絡なし
郵送物なし
対象年齢20歳~74歳

プロミス – Webなら最短3分で融資可能!今すぐ20万円借り入れしたいあなたに

プロミスのおすすめポイント
  • 最短3分のスピード審査で即日融資可能
  • 初回30日間利息0円サービス
  • 原則電話確認なしで借入OK

プロミスは、SMBCコンシューマーファイナンスが提供する大手カードローンで、Webからの申し込みなら最短3分で審査から融資まで完了する業界トップクラスのスピードが特徴です。

申し込みから契約手続きまですべてオンラインで完結でき、24時間365日いつでも申込可能です。

金利(実質年率)は4.5%~17.8%で、上限金利が他社よりわずかに低めに設定されています。借入限度額は最大500万円まであり、初回利用から30日間の無利息サービスも提供しています。

特筆すべきサービスとして「瞬フリ」があり、最短10秒で指定口座に振込が完了するため、深夜でもスマホひとつで即時に20万円を手にできる可能性があります。

プロミスは基本的に勤務先への電話連絡を行わない方針を採用しており、書類提出などで在籍確認を代替できるケースが多いため、職場に知られたくない方にも配慮されています。

金利4.5〜17.8%
限度額500万円
審査時間最短3分
融資時間最短3分
無利息期間最大30日間
Web完結
電話連絡なし
郵送物なし
対象年齢18~74歳

レイク – 初回契約×WEB申込をすれば60日間無利息で20万円が借りられる

レイクのおすすめポイント
  • 最短15秒で審査結果表示
  • 契約額が50万円未満の場合は、初回60日間利息0円
  • 原則電話確認なしでOK

レイクは、新生フィナンシャルが提供する大手消費者金融のカードローンで、初めての契約かつWeb申込限定で60日間無利息サービスを利用できます。

契約額が50万円未満の場合は60日間、50万円以上で契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録が完了した場合は365日間の無利息期間が適用されます。

金利(実質年率)は4.5%~18.0%で、借入限度額は最大500万円までとなっています。審査は最短15秒で結果が表示され、21時(日曜は18時)までに契約手続きを完了すれば当日中に融資を受けられます。

借入方法は「銀行振込」「スマホATM取引」「提携ATM」の3つから選べ、カードレスでの利用も可能です。Webからの申込みは24時間365日可能で、最短25分での融資も可能です。

レイクの審査通過率は約35%程度と言われており、安定した収入があることが審査の重要な基準となっています。

金利4.5〜18.0%
限度額500万円
審査時間最短15秒
融資時間最短25分
無利息期間最大365日間
※約額が50万円未満の場合60日間無利息
Web完結
電話連絡なし
郵送物なし
対象年齢満20〜70歳

SMBCモビット – WEB完結で原則電話連絡なし!今日中に20万円借りられる

SMBCモビットのおすすめポイント
  • 最短15分で即日融資可能
  • 原則電話連絡なしでOK
  • Web完結で手続き簡単

SMBCモビットは、三井住友銀行グループのカードローンで、「WEB完結」申込が最大の特徴です。

この申込方法では、勤務先や自宅への電話連絡が原則として行われず、契約書類も郵送されないため、家族や職場に内緒でお金を借りたい方に最適です。

WEB完結申込の利用条件として、本人確認書類の提出、指定銀行口座(三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行)の保有、口座引き落としによる返済、勤務先証明書類の提出が必要です。

金利(実質年率)は3.0%~18.0%、借入限度額は最大800万円です。審査は最短15分で完了し、審査通過後は最短3分で振込可能です。申込から借入までをWEB上で完結でき、スマホ1台ですべての手続きが可能です。

申込条件は20歳~74歳で安定した収入があることが必要です。「とにかく周囲に知られずに借りたい」というニーズに応える、便利で安心感のあるカードローンといえるでしょう。

金利3.0~18.0%
限度額800万円
審査時間最短15分
融資時間最短即日
無利息期間
Web完結
電話連絡なし
郵送物なし
対象年齢満20~74歳

審査なしで20万円を借りる方法

即日融資に対応した消費者金融をご紹介しましたが、いずれも審査は避けて通れません。

「やはりどうしても審査に通るか不安…」「自分はブラックリストだから消費者金融も通らないかも」という方もいるでしょう。

そのような場合に、実質的に審査なしで20万円を手に入れる方法として考えられる手段をまとめます。

クレジットカードのキャッシング機能で借りる(条件あり)

クレジットカードのキャッシング機能は、カードにキャッシング枠が設定されていれば、ATMやネットから即座に現金を借りることができるサービスです。

カード発行時に審査が済んでいるため、利用時に新たな審査は不要で、設定された利用限度額内であれば迅速に借入が可能です。

ただし、キャッシング機能を利用するには条件があります。カード発行時にキャッシング枠が設定されていること、過去の延滞などでカードが利用停止になっていないこと、すでに枠をいっぱいまで使っていないことが必要です。

キャッシング枠が設定されていない場合は、新たに申込みと審査が必要となります。

従業員貸付制度を利用して借りる

従業員貸付制度とは、企業が福利厚生の一環として自社の社員に低金利で融資を行う仕組みです。

この制度がある会社であれば、銀行や消費者金融よりもはるかに低い金利(一般的に0.9%~5.0%程度)でお金を借りることができます。

制度を利用するには主に以下の条件があります。

従業員貸付制度の利用条件
  • 正社員であること(パート・アルバイトは対象外のケースが多い)
  • 緊急性の高い理由があること(医療費や教育費など)
  • 勤続年数が一定期間(多くの場合5年以上)あること

審査は社内で完結し、信用情報機関への照会は行われません。代わりに勤務態度や勤続年数などが重視されます。

借入金額は通常10万円~100万円程度で、返済は給料からの天引きか口座振替で行われるため返済忘れの心配がありません。

ただし、退職時には残債を一括返済する必要があり、また経理担当者や上司に借入れが知られることになります。利用を検討する場合は、まず会社の担当部署に制度の有無や条件を確認しましょう。

生命保険の契約者貸付制度を利用して借りる

生命保険の契約者貸付制度は、終身保険や養老保険など解約返戻金が発生するタイプの保険に加入している方が利用できる制度です。

自分の保険の解約返戻金を担保として、その一定範囲内(通常60~90%程度)でお金を借りることができます。

最大の特徴は審査が不要である点です。自分自身の積み立てた資産が担保となるため、無職でも借入可能で、最短即日で融資を受けられます。金利(年利)は保険会社や契約内容によって異なりますが、一般的に2~6%程度と比較的低金利です。

注意点として、借入金と利息の合計が解約返戻金を超えると保険契約が失効する可能性があること、また借入金が残っている場合は保険金や満期金から差し引かれることがあります。

定期預金担保貸付を利用して借りる

定期預金担保貸付(預金担保融資)は、自分の定期預金を担保にしてお金を借りられるサービスです。定期預金残高の90%程度までを借入限度額として、審査なしで融資を受けることができます。

金利は定期預金の約定金利に0.5%程度を上乗せした水準で、一般的に年0.6%~1%程度と非常に低金利。

最大のメリットは、審査が不要で即日融資が可能な点です。信用情報機関に記録が残らないため、将来のローン審査などにも影響しません。

ただし返済しないまま定期預金の満期を迎えると、預金から自動的に相殺されます。急な出費や一時的な資金需要に対応するための手段として、計画的に利用するのが望ましいでしょう。

質屋にモノを預けてお金を借りる

質屋は、貴金属やブランド品、電化製品など換金価値のある品物を担保にお金を借りられるサービスです。品物の価値がそのまま担保となるため、信用情報の確認や収入の審査は一切なく、誰でも利用できます。

質屋での借入の仕組みは、持ち込んだ品物の査定を受け、その評価額の約7~8割程度の金額を借りることができます。例えば20万円を借りたい場合は、約25万円以上の価値がある品物が必要です。

借入期間は一般的に3ヶ月で、期限内に元金と質料(利息)を返済すれば質草が手元に戻ります。もし返済できない場合は「質流れ」となり、品物の所有権が質屋に移りますが、それ以上の返済義務はなくなります。

質料(利息)は月利で設定されており、0.95%~8%程度と比較的高めです。月利1.5%でも年利換算すると18%になるため、長期間の借入には向いていません。

家族や知人から借りる

家族や知人からお金を借りる方法は、金融機関を利用する場合と比べていくつかの利点があります。

審査や信用情報の確認がなく、無利息または低金利で借りられる可能性が高いため、返済の負担が軽減されます。また、急な借り入れにも柔軟に対応してもらえる場合が多いです。

ただし友人・知人から借りる場合は、返済までの間、関係が気まずくなることもあります。家族間でも、返済が滞ると深刻な不和を招く可能性があるため、借りる前に本当に必要かどうか、返済できる見込みがあるかを慎重に考えましょう。

20万円の少額融資なら審査はあるが消費者金融・カードローンがおすすめ

前述のように、正式な金融機関から「審査なし」で20万円を借りることはできません。20万円程度の少額融資であれば、多少審査はあっても消費者金融やカードローンを利用するのが安全かつ確実な方法です。

ここでは、審査はあるものの20万円程度の融資に適した具体的な借入先をいくつか紹介します。ご自身の状況や希望に合わせて検討してみてください。

中小消費者金融のカードローンで借りる

中小消費者金融は、大手消費者金融と比較して規模が小さい貸金業者で、地域密着型で営業しているケースが多いです。

大手とは異なる独自の審査基準を持ち、過去に債務整理歴がある方や他社での借入が複数ある方でも、個別の事情を考慮して柔軟に対応してくれる可能性があります。

中小消費者金融の最大の特徴は審査の柔軟性です。大手で審査に落ちた方でも融資を受けられるケースがあり、申込者一人ひとりの状況を丁寧にヒアリングして判断します。

ただし、融資額は少額(10万円~50万円程度)に限定されることが多く、これによって貸付リスクを下げています。

金利は年15%~20%程度で、大手と同等かやや高めに設定されています。

大手消費者金融から借り入れをする

大手消費者金融(アコム、アイフル、プロミス、レイク、SMBCモビット)は、信頼性と利便性に優れた借入先として有力な選択肢です。一度審査に落ちても別の会社なら通る可能性があり、時間をおいての再チャレンジも効果的です。

各社の特徴として、アイフルは最短18分融資、プロミスは最短3分審査、アコムは最短20分融資、レイクは最大365日間無利息(条件あり)などが挙げられます。

また、レイクと同じ新生銀行グループの「ノーローン」は、全額返済後の再借入時に何度でも1週間無利息になるサービスを提供しています。

審査では申込者の属性(年齢、雇用形態、勤続年数、年収、他社借入状況)と信用情報がチェックされますが、20万円程度なら安定収入があれば通過の可能性は十分あります。

スマホ完結型ローンを利用して借りる

スマホ完結型ローンは、申し込みから借入・返済までをすべてスマートフォン上で完結できる金融サービスです。

NTTドコモの「dスマホローン」、auの「auスマートローン」、LINEの「LINEポケットマネー」などが代表例で、カードレスで利用できるのが特徴です。

審査はオンラインで行われ、AI審査を活用してスピーディに結果が出るケースもあります。最短即日融資に対応しているものが多く、指定口座への振込やペイ残高へのチャージなど借入方法も多様です。

ただし、手軽さゆえに借り過ぎてしまうリスクもあるため、返済計画をしっかり立てて利用することが大切です。

カードローン付き銀行口座から借りる

カードローン付き銀行口座とは、預金残高が不足した際に自動的に立替えてくれる機能や、あらかじめ設定した枠内で自由に借入ができる機能が付いた銀行口座です。

代表的なものに「三菱UFJ銀行バンクイック」「みずほ銀行カードローン」「楽天銀行スーパーローン」などがあります。

銀行カードローンの特徴は、消費者金融と比較して金利が低め(上限14.6%程度)に設定されていることです。また、無担保・無保証人で利用できる点や、審査時間が比較的短い点もメリットとして挙げられます。

ただし、2018年頃から自主規制の強化により審査基準が厳格化しており、収入証明書の提出が必要なケースもあります。

急ぎでお金が必要な場合は、消費者金融の方が早い場合もあるため、時間に余裕がある場合の選択肢として考えると良いでしょう。

自動車担保ローンを利用して借りる

自動車担保ローンは、所有する車を担保にして融資を受けるサービスです。車の査定価値の範囲内でお金を借りられ、ローン中も基本的には車を手放すことなく運転を続けられます。

最大の特徴は、担保があるため信用情報に多少問題があっても審査が通りやすい点です。20万円程度なら比較的新しい車種や高級車でなくても十分借りられる金額です。

金利は年10~15%前後と、無担保の消費者金融より若干低めに設定されています。ただし、契約内容によっては車の名義が一時的に業者との共有になる場合があり、返済できないと最悪車を引き渡さなければなりません。

利用する際は正規の業者であることを確認し、契約内容(特に返済遅延時の対応や車両の扱い)をよく理解することが重要です。車は生活や仕事に不可欠な場合も多いため、余裕を持った返済計画を立てましょう。

審査なしで20万円を借りる方法の中には危険なものもある

ここまで紹介した方法以外に、インターネット上などで「審査なしですぐ貸します」といった誘い文句を見かけることがあります。しかし、それらの中には違法性が高く非常に危険なものが含まれています。

特に以下に挙げるようなケースは要注意です。「審査なし」をうたう業者や個人からの勧誘は基本的に避け、正規の手段での借り入れを心掛けましょう。

「審査なし」をうたった違法な無登録貸付業者

「無審査でOK」「ブラックでも絶対融資」といった宣伝文句で勧誘してくる業者は、ほぼ間違いなく闇金(ヤミ金融)です。

闇金とは貸金業登録を受けずに貸金業を行う無登録の違法業者や、上限金利を超えた金利で利息の請求を行う違法業者の総称です。

闇金の典型的な手口は、最初は少額を簡単に貸し付けて、数日~1週間という超短期での返済を要求し、法外な利息を請求します。

闇金からの借入れは、個人情報が悪用されたり、脅迫まがいの厳しい取立てにより精神的に追い詰められたりする危険性があります。「誰でも簡単に借りられる」などの言葉に惑わされず、無登録・高金利の違法な金融業者には絶対に近づかないようにしましょう。

SNS・掲示板の個人間融資(違法な個人貸金)

SNS・掲示板の個人間融資は、Twitterや掲示板サイトで「個人でお金貸します」「即日融資可能」などと謳う書き込みのことですが、その多くは闇金融業者が関与している違法な貸付や詐欺行為です。

金融庁も公式に注意喚起しており、SNSで見知らぬ人が「お金を貸します」と持ちかける行為自体が貸金業法に抵触する可能性があります。
※参考 : SNS等を利用した「個人間融資」にご注意ください!:金融庁

個人を装った違法業者による法外な高金利での貸付や、個人情報の悪用による犯罪被害が多数報告されています。

どんなに困っていても、SNSや掲示板での個人間融資は利用すべきではありません。安全に借入するなら正規の金融機関を利用しましょう。

名義貸しや保証人詐欺

名義貸しや保証人詐欺は、お金を借りたい人を狙う危険な詐欺手法です。「あなたの名義を使わせてほしい」「保証人になってほしい」という依頼は、一見自分が借りる話ではないように思えますが、重大なリスクを伴います。

名義貸しとは、自分の名義で他人のために借金やクレジット契約を行う行為です。

しかし、法的にはあなた自身が債務者となるため、相手が返済しなくなれば、あなたが全額返済する義務を負い、信用情報にも傷がつきます。名義貸し自体が貸金業法に抵触する可能性のある違法行為です。

また、「保証人になれば無審査で融資する」といった誘いも危険です。保証人になった途端に高額の借用書を書かされたり、個人情報を悪用されるケースがあります。

保証料の前払いが必要な先払い型詐欺

保証料の前払いが必要な先払い型詐欺は、「審査なしで貸します」と謳いながら、融資前に「保証料」「保険料」「手数料」などの名目でお金を支払わせる典型的な詐欺手法です。

例えば「20万円貸すので、安心料として3万円を先に送金してください」などと要求してきます。

これは完全な詐欺で、一度お金を振り込むと、その後連絡が取れなくなったり、「システムエラーが発生したのでさらに追加料金が必要」などと次々と理由をつけて金銭を要求されることになります。

正規の金融業者は、融資実行前に手数料や保証料を請求することはありません。保証会社を利用するローンでも、保証料は融資金利に含まれていたり、融資時に差し引かれる形であり、事前に現金で支払うことはないのです。

審査なしで20万円借りる方法に関するよくある質問

本当に審査なしで20万円を借りられる方法はあるの?

結論として、正規の金融機関で完全に審査なしで20万円を借りる方法はありません。 どんな貸し手であっても、何らかの形で返済能力の確認(審査)は行われます。

クレジットカードのキャッシングや生命保険の契約者貸付、質屋での借入など「新たな信用審査を要しない方法」はありますが、それらも元を正せばカード発行時の審査や資産の価値評価などのプロセスを経ています。

もし「審査一切不要で20万円貸します」といった宣伝を見かけたら、それは闇金など違法な手段だと考えてください。正規のルートでお金を借りる以上、審査はつきものです。

ただし、大手消費者金融のように迅速で柔軟な審査をしてくれるところや、社内制度・資産を活用して信用情報に依存しない借入方法を選ぶことで、実質審査のハードルを低くすることは可能です。

20万借りれるところには具体的にどのようなところがありますか?

20万円程度を借りたい場合、主な選択肢は以下のようになります。

20万円程度借りる方法詳細
大手消費者金融のカードローンアコム、アイフル、プロミス、レイク、SMBCモビットなど。審査はありますが、最短即日で20万円の融資が可能です。
中小消費者金融フクホー、セントラル、ノーローン(新生パーソナルローン)など。大手で厳しかった場合の受け皿として検討。ただし信頼できる業者か確認が必要。
銀行カードローンみずほ銀行カードローン、楽天銀行スーパーローン、地方銀行のカードローンなど。金利は低めですが審査に時間がかかる傾向。急ぎでなければ。
クレジットカードのキャッシング手持ちのカードに枠があればATMから即借入可能。新規にカードを作る場合は審査に時間がかかるので、既存カードの利用が前提。
公的融資制度緊急小口資金や総合支援資金(生活福祉資金貸付制度)など、自治体や社会福祉協議会を通じた貸付。低所得者や失業中の方向けで20万円程度まで借りられる場合があります。ただし申請から貸付までに時間がかかるので、即日というわけにはいきません。
担保や保証による融資生命保険の契約者貸付、預金担保貸付、自動車担保ローン、質屋での借入など。自分の資産や所有物を活用してお金を借りる方法です。信用よりも担保価値重視なので審査は形式的なものになります。


これらの中から、自分の置かれた状況(職業・信用状態・資産の有無・緊急度など)に合ったものを選ぶことになります。

例えば、今すぐ現金が必要なら消費者金融かキャッシング、公的融資は時間がかかるが無利子で借りたいなら緊急小口、といった具合です。

一人で悩まず、各機関の窓口や相談ダイヤルを利用して最適な方法を探るのも良いでしょう。

審査なしをうたっている業者って危険?

「審査なし」をうたっている業者は非常に危険です。正規の金融業者は必ず審査を行うため、審査なしを謳う業者は違法な闇金融である可能性が極めて高いです。

被害者の多くは、通常では考えられないペースで借金が膨らみ、夜中に脅迫じみた取り立てを受けるなどの被害に遭っています。こういった違法業者は金融庁や警察も警告を発しており、万が一関わってしまった場合はすぐに警察や弁護士に相談すべきです。
※参考 : 違法な金融業者にご注意! : 金融庁

安全にお金を借りたいなら、金融庁に登録された正規の金融機関を利用し、「審査なし」「ブラック歓迎」を売りにする業者には絶対に近づかないようにしましょう。

ブラックリスト入りしてても借りられる正規の方法はありますか?

ブラックリスト入りしても借りられる正規の方法はいくつかあります。ブラックリストとは、返済遅延や債務整理などの信用情報に事故情報が登録された状態を指します。

まず、中小消費者金融では独自の審査基準を持ち、過去の信用情報より現在の返済能力を重視する場合があります。ただし金利は高めに設定されることが多いため注意が必要です。

また、担保を提供するローンも選択肢の一つです。不動産担保ローンや自動車担保ローンは、信用情報より担保価値を重視するため、ブラックリスト入りしていても審査に通る可能性があります。

その他、生命保険の契約者貸付制度や質屋の利用も審査なしで借入可能です。公的融資制度も信用情報をあまり参照せず、生活困窮者向けに低利または無利子で融資を行っています。

無職・専業主婦でも審査なしで20万円借りられる方法はありますか?

専業主婦(配偶者に収入がある場合)なら「配偶者貸付制度」を利用できます。これは総量規制の例外として認められており、配偶者の同意のもと、夫婦の合算年収の3分の1までの借入が可能です。

ベルーナノーティスなどの貸金業者で利用でき、必要書類として本人確認書類、住民票の写し、配偶者の同意書などが必要です。

また、一部の銀行カードローンは専業主婦でも利用可能です。イオン銀行などでは、配偶者に安定収入があれば上限50万円までの貸付を行っています。

生活に困窮している場合は、社会福祉協議会の緊急小口資金(最大20万円)や総合支援資金(月額最大20万円)などの公的融資制度も検討できます。これらは無利子または低金利で、返済負担が軽減されています。

まとめ

「審査なしで20万円借りる」という都合の良い話は、正規の金融取引では存在しません。お金を借りる以上、何らかの信用力の裏付けが求められるのは当然です。

しかし、アイフル、アコム、プロミスなどの大手消費者金融は、スピーディな審査や無利息サービスなど利用者に配慮した仕組みを整えています。

審査に不安がある場合は、クレジットカードのキャッシング枠、生命保険の契約者貸付、質屋、定期預金担保ローンなどの代替手段も検討できます。

安全に20万円を借りるには、「正規の方法で借りる」「契約内容をよく確認する」「無理のない金額を借りる」という三点が重要です。

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著者情報

金融にまつわる様々な情報を発信しております。カードローン、キャッシングなどお金にまつわるノウハウなども解説しています。ぜひご覧ください。

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