ネット銀行カードローンで審査甘い借入先8選！審査落ちを防ぐ方法を解説

「ネット銀行カードローンは審査が甘いって本当？」
「審査が甘いネット銀行カードローンを教えてほしい」
「ネット銀行カードローンの審査に通る方法は？」

ネット銀行カードローンは申し込みが簡単で、審査も比較的早いため、「審査が甘いのでは？」と考える人もいるのではないでしょうか？

審査は決して甘いわけではありませんが、審査優遇や金利優遇などの措置があるため、通常の銀行カードローンよりもお得に借り入れできます。

この記事では、比較的審査が甘いネット銀行カードローンを紹介するとともに、審査通過率を上げる方法を解説します。

ネット銀行カードローンの選び方も解説しているので、ぜひ最後までチェックしてください。

【ネット銀行カードローンで審査甘い借入先8選】

ネット銀行カードローン	公式サイト	金利	限度額	審査時間	融資時間
楽天銀行スーパーローン	公式サイト	1.9〜14.5%	800万円	最短即日	最短翌日
セブン銀行カードローン	公式サイト	12.0〜15.0%	300万円	最短翌日	最短翌日
auじぶん銀行カードローン	公式サイト	0.98〜17.4%	800万円	最短1時間	最短即日
みんなの銀行Loan	公式サイト	1.5～14.5%	1,000万円	最短2分	最短翌日
PayPay銀行カードローン	公式サイト	1.59〜18.0％	1,000万円	最短60分	最短翌日
オリックス銀行カードローン	公式サイト	1.7〜14.8%	800万円	–	最短1週間
ソニー銀行カードローン	公式サイト	2.5～13.8％	800万円	最短60分	最短翌営業日
住信SBIネット銀行カードローン	公式サイト	1.99〜14.79％	1,000万円	最短60分	2週間

なお、人気のカードローンについては、カードローンおすすめランキングで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ネット銀行カードローンは審査甘い？基本的な特徴を解説

結論からいうと、ネット銀行カードローンの審査は甘いわけではありません。

ネット銀行から融資を受けるには、審査の特徴を把握しておく必要があります。

申し込む前に、一般的な審査基準を把握しておきましょう。

どの金融機関でも審査基準は非公表！審査が甘いか厳しいかは人によって異なる

ネット銀行に限ったことではなく、どの金融機関もカードローンの審査基準を公開していません。

どのようなポイントを重視するかは金融機関によって異なるため、審査の難易度を比較することはできません。審査が甘いか厳しいかは、人によって異なります。

口コミを見ればある程度参考になりますが、他人が通ったからといって自分も通る保証はありません。

審査基準はわからないので、どこに通りやすいかを考えるより、どこなら利用しやすいか、無理なく返済を続けられるかを考えて選ぶことが大切です。

融資の審査は必須！審査なしで金融機関からお金を借りることはできない

金融機関は貸金業法や銀行法により、申込者の返済能力を調査することが義務付けられています。そのため、審査なしでお金を借りることはできません。

（返済能力の調査）

第十三条 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

引用元：貸金業法 | e-Gov 法令検索

借入額が1万円程度の少額融資であっても、必ず審査は必要です。審査に通らなければ、お金を借りられません。

「審査なし」などの謳い文句で勧誘する業者は、違法業者である可能性が高いので利用するのはやめましょう。

一般的な審査項目は「属性情報」と「信用情報」の2つ

カードローンの審査で重視されるのは、「属性情報」と「信用情報」の2つです。

属性情報は、申込者本人の勤務先や家族に関する情報で、支払能力や返済能力を確かめるために使用されます。信用情報は、個人信用情報機関に記録されている他社の借り入れ状況などを照会して確認されます。

属性情報	信用情報
家族構成 配偶者の有無 住まいの状況（賃貸か持ち家か）  居住年数 勤務先 勤続年数 勤務先の企業規模 雇用形態（正社員・非正規・無職など）  年収	クレジットやローンの申込履歴 契約内容 返済状況 借入残高

属性情報と信用情報から、融資可否が総合的に判断されます。

特に年収や雇用形態、他社の借入状況は申込者の返済能力を知る上で重要なポイントになるため、審査で重視されやすいです。

年収が低いだけで審査に落ちることは基本的にないですが、限度額は低くなります。

審査甘いネット銀行カードローンおすすめ8選

ネット銀行カードローンはWeb完結に対応しており、審査が早いのが魅力です。

早ければ当日か翌日に融資を受けられるため、借り入れを急ぐ人も安心して利用できます。

審査が甘いとされるおすすめのネット銀行カードローンは、以下の8つです。

ネット銀行カードローン	金利	限度額	審査時間	融資時間
楽天銀行スーパーローン	1.9〜14.5%	800万円	最短即日	最短翌日
セブン銀行カードローン	12.0〜15.0%	300万円	最短翌日	最短翌日
auじぶん銀行カードローン	0.98〜17.4%	800万円	最短1時間	最短即日
みんなの銀行Loan	1.5～14.5%	1,000万円	最短2分	最短翌日
PayPay銀行カードローン	1.59〜18.0％	1,000万円	最短60分	最短翌日
オリックス銀行カードローン	1.7〜14.8%	800万円	–	最短1週間
ソニー銀行カードローン	2.5～13.8％	800万円	最短60分	最短翌営業日
住信SBIネット銀行カードローン	1.99〜14.79％	1,000万円	最短60分	2週間

ここからは、各カードローンのおすすめポイントを紹介します。

楽天銀行スーパーローンは楽天会員なら審査優遇！口座同時開設で無利息期間を適用

楽天銀行スーパーローンは最大800万円の高額融資に対応しており、楽天銀行口座を持っていない人も口座開設不要で申し込みできます。

楽天銀行スーパーローンは、楽天会員ランクに応じて審査を優遇してもらえます。

楽天銀行スーパーローン（カードローン）の審査を楽天会員ランクに応じて優遇しています。

引用元：楽天銀行 カードローン

楽天会員はレギュラーからダイヤモンドまで5つのランクに分類されており、ランクが高いほど審査優遇を期待できます。

また、申し込みから契約までの手続きは、すべてアプリで完結します。アプリから申し込むと、最短翌日融資が可能です。契約後は、楽天銀行アプリで借り入れ・返済の管理ができます。

また、口座開設と同時に30日間の無利息期間を利用できるのも嬉しいポイント。銀行カードローンには珍しく、無利息期間を利用できるため、短期間で返済すれば利息は発生しません。

コンビニATMの利用手数料とネットの利用手数料は一切発生しないため、無駄な出費を抑えながら完済を目指せるでしょう。

金利	1.9〜14.5%
限度額	800万円
審査時間	最短即日
融資時間	最短翌日
無利息期間	最大30日間
Web完結	◯
電話連絡なし	×
郵送物なし	×
対象年齢	満20歳以上62歳以下

セブン銀行カードローンは最短翌日のスピード融資を実施！適用利率が一律で安心

セブン銀行カードローンはWeb・アプリ完結に対応しており、パートの人もスマホから簡単に申し込みできます。

セブン銀行カードローンは、雇用形態や職業による申し込み制限がなく、パートやアルバイトも利用が可能です。

また、配偶者貸付に対応しており、配偶者に安定した収入があれば専業主婦でも借り入れできます。

申し込みから借り入れまでの手続きがすべてWebで完結するため、来店は必要ありません。専用アプリ「Myセブン銀行」から申し込めば、最短翌日に借り入れできます。

セブン銀行ATMならアプリだけで借り入れできるため、ローンカードが届く前に取引できます。

さらに、セブン銀行ATMの手数料が0円である点もメリット。いつでも無料で借り入れ・返済ができ、利息以外も無駄な出費を抑えられます。

金利	12.0〜15.0%
限度額	300万円
審査時間	最短翌日
融資時間	最短翌日
無利息期間	ー
Web完結	◯
電話連絡なし	◯
郵送物なし	×
対象年齢	満20〜70歳未満

auじぶん銀行カードローンは最短1時間で審査完了！24時間365日申し込みがアプリで完結

auじぶん銀行カードローンはauユーザー向けの特典が多く、即日融資にも対応しています。

auじぶん銀行カードローンは、申し込みからキャッシングまで、すべての手続きがスマホで完結します。

パートやアルバイトも申し込みが可能で、審査結果は最短1時間でわかります。

Q【じぶんローン】パート・アルバイトでも申込みできますか？

 A　お申込みいただけます。ただし、当社所定の審査結果によってご要望に沿いかねる場合があります。

引用元：auじぶん銀行

審査がスムーズに進めば、最短当日中の借り入れも可能です。銀行カードローンで即日融資に対応しているケースは稀なので、スピーディーな融資を望む人におすすめです。

また、三菱UFJ銀行やセブン銀行などのATMを無料で利用できる点も魅力。利用時間や回数にかかわらず手数料はいつでも0円なので、無駄な出費が増えず安心です。

さらに、au IDを持っている人は最大年0.5％の金利優遇を受けることができ、キャッシング残高に応じて最大11,000Pontaポイントがプレゼントされます。auユーザーならお得に利用できるでしょう。 

金利	0.98〜17.4%
限度額	800万円
審査時間	最短1時間
融資時間	最短即日
無利息期間	ー
Web完結	◯
電話連絡なし	×
郵送物なし	×
申込年齢	満20歳以上70歳未満

みんなの銀行Loanは最短2分で審査結果を表示！カード発行&勤務先への在籍確認なし

みんなの銀行Loanは完全カードレス契約に対応しており、普通預金口座を持っている人ならアプリ完結で手続きが完了します。

みんなの銀行Loanは、申し込みから返済までの手続きがすべてアプリで完結します。年収の入力のみで申し込み手続きが完了し、最短2分で審査結果がわかります。

アプリだけで簡単に借り入れ・返済ができ、自宅への郵送物や勤務先への電話連絡はありません。

20歳以上69歳以下の人なら、パートやアルバイト、年金受給者や自営業でも申し込みは可能です。

お申込みいただける方​

みんなの銀行の普通預金口座をお持ちのお客さま
20歳以上69歳以下で収入がある方(アルバイト・パート・年金受給者・自営業の方もお申込みいただけます)

引用元：かんたん審査ですべてアプリ完結の「ローン」｜みんなの銀行

また、最高1,000万円の高額融資に対応している点も魅力。

1.5～14.5%という低金利で借り入れできるので、利息の支払いを抑えたい人にピッタリです。

金利	1.5～14.5%
限度額	1,000万円
審査時間	最短2分
融資時間	最短翌日
無利息期間	ー
Web完結	◯
電話連絡なし	◯
郵送物なし	◯
対象年齢	20歳以上69歳以下

PayPay銀行カードローンはキャッシュカード不要のカードレス取引！新規なら30日間金利0%

PayPay銀行カードローンは申し込み手続きが最短3分で完了し、来店は不要で全国どこからでも契約できます。

PayPay銀行カードローンは、申し込みから返済までの手続きがすべてネットで完結し、審査結果は最短60分でわかります。

在籍確認の電話連絡や自宅への郵送物もなく、早ければ翌日に借り入れ可能です。

雇用形態の申し込み制限もなく、パートやアルバイトなどの非正規雇用者をはじめ、専業主婦も配偶者に安定収入があれば申し込みできます。

口座を持っている人なら、契約後にキャッシュレス決済アプリのPayPayで簡単に借り入れでき、毎月の返済額は1,000円から設定できます。

銀行カードローンとしては珍しく無利息期間が用意されており、すぐに返済すれば利息は一切発生しません。そのため、冠婚葬祭などで急にお金が必要になったときに便利です。

金利	1.59〜18.0％
限度額	1,000万円
審査時間	最短60分
融資時間	最短翌日
無利息期間	最大30日間
Web完結	◯
電話連絡なし	◯
郵送物なし	◯
対象年齢	満20〜70歳未満

オリックス銀行カードローンはWeb完結で手続きが簡単！最大800万円まで融資

オリックス銀行では、オリックス銀行の口座を持っていない人でも申し込みができます。

オリックス銀行カードローンは、契約日の翌日から30日間は無利息で借り入れできます。

すべての手続きはWebで完結し、最短1週間で最大800万円まで融資を受けられます。

全国に10万台ある提携ATMは手数料無料で利用できるので、現金を引き出す際や返済する際に無駄な出費がありません。

また、カードローンと同時に特約付きプランに契約すると、保険に加入した状態で借り入れが可能になり、ガンになって働けなくなったときの返済が免除されます。

保険料も金利の上乗せもなく、無料で利用できるので、不安に備えたい人におすすめです。

金利	1.7〜14.8%
限度額	800万円
審査時間	ー
融資時間	最短1週間
無利息期間	30日間
Web完結	◯
電話連絡なし	×（個人名で対応可）
郵送物なし	×
対象年齢	満20歳以上69歳未満

ソニー銀行カードローンはスマホ完結！100万円以下の少額でも年率13.8％で借入可能

ソニー銀行カードローンはスマホ完結に対応しており、スピード審査が可能です。

ソニー銀行カードローンは銀行としては珍しく、申し込みから最短60分で仮審査結果がわかります。

ソニー銀行の口座を持っていない人でも、初回振り込みサービスを利用すれば契約したその日のうちに振込融資が可能です。

ローンカードを受け取る前に借り入れできるため、急いでいるときも長い待ち時間がかかりません。

最大800万円の高額融資に対応しており、借り入れ金の使いみちは自由なので、万一の備えにも対応できます。

上限金利が13.8％と低いのも魅力の一つ。100万円以下の少額でも低金利で借り入れできるため、利息の支払いを抑えながら無理なく返済を続けられるでしょう。

金利	2.5～13.8％
限度額	800万円
審査時間	最短60分
融資時間	最短翌営業日
無利息期間	×
Web完結	◯
電話連絡なし	×
郵送物なし	◯
対象年齢	満20歳以上65歳未満

住信SBIネット銀行カードローンは住宅ローン利用者の金利優遇あり！利用限度額上限は1000万円

住信SBIネット銀行カードローンは最短60分で審査が完了し、スマホアプリで借り入れができます。

住信SBIネット銀行カードローンの金利は1.99〜14.79％と低めの水準ですが、住宅ローン利用者なら最大0.6%の金利優遇を受けられます。

また最大1,000万円の高額融資に対応しており、910万円以上の借り入れは年2.49%の低金利で借り入れできます。

入会金や年会費だけではなく、借り入れや返済するときの手数料が0円であることもメリット。

WebとATMどちらで手続きしても回数制限なしで手数料が発生しないため、利息以外の出費が増える心配がありません。

利息と手数料のどちらも抑えたい人には、住信SBIネット銀行カードローンへの申し込みをおすすめします。

金利（実質年利）	1.99〜14.79％
借入限度額	1,000万円
審査時間	最短60分
融資時間	2週間
無利息期間	–
Web完結	◯
電話連絡なし	×
郵送物なし	◯
対象年齢	満20歳以上満65歳以下

審査甘いネット銀行カードローンはどれがいい？選択時に重視すべきポイント

審査甘いネット銀行カードローンを選ぶときは、金利や融資スピードなどの比較が必要です。

どの点を重視するかによって、自分に適した借入先がわかります。

自分に合うカードローンを見つけるために、ポイントを押さえておきましょう。

利息の支払いを抑えたいなら上限金利をチェックする

利息の支払いを抑えたいなら、上限金利の低いカードローンを選びましょう。

初回融資や少額融資では上限金利が適用されることが多いため、下限金利よりも上限金利の低いカードローンを選んだ方がお得です。

なお、ネット銀行カードローンで最も上限金利が低いのは、ソニー銀行カードローンの13.8％です。

ネット銀行カードローン	上限金利
楽天銀行スーパーローン	14.5%
セブン銀行カードローン	15.0%
auじぶん銀行カードローン	17.4%
みんなの銀行Loan	14.5%
PayPay銀行カードローン	18.0％
オリックス銀行カードローン	14.8%
ソニー銀行カードローン	13.8％
住信SBIネット銀行カードローン	14.79％

短期借入なら、多少金利が高くても問題ありません。

しかし、返済が長期化する場合は、利息の支払い負担が大きくなるため、なるべく金利の低いカードローンを選んだ方がお得です。

借り入れを急ぐなら審査・融資にかかる時間を確認する

すぐにお金を借りたい場合は、審査や融資にかかる時間をチェックしましょう。

ネット銀行は最短即日で審査結果が出るケースが多いですが、融資にかかる時間はそれぞれバラバラなので事前確認が必要です。

ネット銀行カードローン	審査時間	融資時間	土日祝日対応
楽天銀行スーパーローン	最短即日	最短翌日	×
セブン銀行カードローン	最短翌日	最短翌日	◯
auじぶん銀行カードローン	最短1時間	最短即日	◯
みんなの銀行Loan	最短2分	最短翌日	–
PayPay銀行カードローン	最短60分	最短翌日	×
オリックス銀行カードローン	–	最短1週間	×
ソニー銀行カードローン	最短60分	最短翌営業日	◯
住信SBIネット銀行カードローン	最短60分	2週間	–

なお、銀行によっては休日に対応していない場合もあるので注意が必要です。

急いでいる人は、「最短翌日融資」「土日祝日対応」のネット銀行カードローンを選択しましょう。

周りにバレたくないなら郵送物や在籍確認の電話連絡のないローンがおすすめ

家族や職場の人に内緒でお金を借りたいなら、郵送物や電話連絡のないネット銀行カードローンがおすすめです。

ネット銀行カードローンの審査には在籍確認がありますが、電話以外の方法で在籍確認をする場合もあります。

勤務先への電話連絡がなければ、職場の人にバレる心配がないので安心です。

ネット銀行カードローン	自宅への郵送物なし	在籍確認の電話連絡なし
楽天銀行スーパーローン	×	×
セブン銀行カードローン	×	◯
auじぶん銀行カードローン	×	×
みんなの銀行Loan	◯	◯
PayPay銀行カードローン	◯	◯
オリックス銀行カードローン	×	×
ソニー銀行カードローン	◯	×
住信SBIネット銀行カードローン	◯	×

「郵送物なし」「電話連絡なし」の両方に対応しているネット銀行は、みんなの銀行LoanとPayPay銀行カードローンのみです。

なお、在籍確認の電話は個人名でかけてもらえたり、時間を指定してもらえたりする場合があります。

職場の人にバレるのが心配な人は、事前に問い合わせてオペレーターに相談しておきましょう。

全国の提携コンビニATMを利用するなら手数料無料の回数を比較する

全国の提携コンビニATMで借入・返済をするなら、手数料をチェックしておきましょう。

何度でも無料で利用できるカードローンなら安心ですが、手数料無料の回数が定められているカードローンもあるので注意が必要です。

ネット銀行カードローン	提携コンビニATM	手数料
楽天銀行スーパーローン	セブン銀行 ローソン銀行 イーネット	無料
セブン銀行カードローン	セブン銀行	無料
auじぶん銀行カードローン	セブン銀行 ローソン銀行 イーネット	無料
みんなの銀行Loan	セブン銀行	月3回まで無料
PayPay銀行カードローン	セブン銀行 ローソン銀行 イーネット	セブン銀行は無料
オリックス銀行カードローン	セブン銀行 ローソン銀行	1万円以下：110円 1万円超～5万円未満：220円 5万円以上：無料
ソニー銀行カードローン	セブン銀行 ローソン銀行 イーネット	月4回まで無料
住信SBIネット銀行カードローン	セブン銀行 ローソン銀行 イーネット	無料

手数料無料の回数制限があっても、毎月1〜2回程度利用するだけなら問題ありません。

何度も繰り返し利用したい場合は、回数制限なしで手数料が無料になるカードローンを選びましょう。

短期間で完済できるなら無利息期間のあるカードローンを選んだ方がお得

短期間で完済する見込みのある人は、無利息期間のあるカードローンを選びましょう。

期間内に完済すれば利息は一切発生しないため、返済負担を押さえられます。

無利息期間のあるカードローンは、以下のとおりです。

ネット銀行カードローン	無利息期間
楽天銀行スーパーローン	最大30日間
セブン銀行カードローン	×
auじぶん銀行カードローン	×
みんなの銀行Loan	×
PayPay銀行カードローン	最大30日間
オリックス銀行カードローン	30日間
ソニー銀行カードローン	×
住信SBIネット銀行カードローン	×

銀行カードローンはもともと金利が低いため、無利息期間を用意している銀行は多くありません。そのため、選択肢が限られる点には注意が必要です。

ネット銀行カードローンの審査落ちを防ぐ方法！審査通過率を上げる7つの対策

ネット銀行カードローンの審査に通るには、事前準備が不可欠です。

しっかり準備してから申し込むことで、審査通過率を高められます。

審査落ちを防ぐために、できる限りの対策をしてから申し込みましょう。

年齢等の申込条件や貸付対象者を事前確認する｜アルバイトやパートは申込みできない可能性がある

カードローンに申し込む前に、年齢等の申込条件や貸付対象者を確認しましょう。申込条件をクリアしていなければ、融資は受けられません。

アルバイトやパートなどの非正規雇用者は、貸付対象者から外されている場合もあるので注意が必要です。

雇用形態や年齢が原因で申し込めない場合は、消費者金融の利用を検討しましょう。

消費者金融は対象年齢の幅が広く、非正規雇用者にも積極的に融資を行っているため、ネット銀行カードローンに申し込めない人も利用できる可能性があります。

消費者金融の利用を検討している人は、消費者金融おすすめランキングを参考にしてください。

収入の安定性を示す｜属性が低めでも勤続年数が長いと返済能力があると判断されやすい

カードローンの審査では、勤続年数が多い人ほど返済能力が高いと判断され、審査に通りやすくなります。

勤続年数が長い人は、昇給の回数が多くて時給も高いため、働き始めたばかりのパート社員と比べると収入が安定しています。

そのため属性が低い人でも、勤続年数が長ければ返済が滞るリスクが低いと判断されて、審査通過率が高まるのです。

カードローンの審査に通りたいなら、最低でも1年以上は同じ職場で仕事を続けましょう。勤続年数の基準は金融機関によって異なりますが、一般的に1年以上働くことが審査通過の目安になります。 

国土交通省が発表した「令和5年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」によると、融資を行う際の勤続年数の基準について、以下のような回答結果が出ています。

勤続年数の基準	回答した機関（全914機関、重複回答あり）
3年以上	138機関
2年以上	47機関
1年以上	598機関
その他	175機関

勤続年数の基準を「1年以上」と回答した機関が最も多いことから、カードローンの審査でも同じ職場で1年以上働くことが審査通過の目安となるでしょう。 

転職直後の人は審査で不利になるので、勤続年数を増やしてから申し込むか、転職する前に申し込むなど、対策を考えましょう。

希望借入金額を低めにする｜総量規制で定められた年収の3分の1以上の借入れは難しい

消費者金融などの貸金業者は総量規制の対象になるため、年収の3分の1を超える借り入れはできません。

過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています（総量規制）。

引用元：貸金業法について【貸金業界の状況】 – 日本貸金業協会

例えば年収120万円のパート社員の場合、貸金業者から借りられる金額は最大で40万円までとなります。

なお、年収の3分の1という金額は一社からの借り入れ金額ではなく、すべての貸金業者からの借り入れを合計した金額です。

年収が120万円のパート社員が一社から30万円を借りていて、他社から20万円を借りたい場合、借入金額は合計で50万円となり、年収の3分の1を超えるため審査に落ちてしまいます。

銀行は銀行法に則って運営しているため、総量規制の対象ではありませんが、近年は総量規制を融資限度額の上限目安にする銀行が増えています。

借入希望額が高額になるほど審査ハードルが高くなるので注意が必要です。

収入の少ないパート主婦やアルバイト学生は、借入希望額を10万円未満にして申し込みましょう。借入希望額を最低限にして申請すると、非正規雇用者でも審査に通りやすくなります。

申込内容や必要書類に不備がないようにする｜事実と異なる申告は審査落ちの原因になる

カードローンに申し込むときは、誤字脱字などのミスをせずに、正確な情報を記入して申告しましょう。

年収や他社借入額を偽って申告すると、信用を失って審査落ちの原因になります。

年収や勤務先、勤続年数などは、収入証明書の確認または在籍確認を行うことで事実が明らかになります。他社借入状況も信用情報にすべて登録されているため、隠すことはできません。

審査落ちを危惧して事実と異なる情報を申告すると、それが原因で審査に落ちてしまう可能性が高いです。

嘘の申告をしたつもりではなく、単なる記入ミスだとしても、不信感を招いて審査で不利になります。

信用を落とすと審査通過が難しくなるので、申込フォームの項目に誤字脱字をせずに正確に入力しましょう。

複数他社に同時に申し込まない｜短期間で複数の申込履歴があるとブラック扱いされる

ネット銀行カードローンに申し込むときは、複数他社同時に申し込むのではなく、一社に絞って申し込みましょう。

短期間に複数のカードローンを申し込むと「申し込みブラック」となり、どのカードローンに申し込んでも審査通過が難しくなります。

申し込みブラックの明確な基準はありませんが、一般的に1ヶ月に3〜4社以上に申し込むと審査で不利になるので注意が必要です。

カードローンに申し込んだ履歴はすべて信用情報に残っており、審査する際に必ず確認されます。

すでに複数社に申し込んで審査に落ちた人は、半年経ってから再度申し込みましょう。カードローンの申込履歴は6ヶ月経つと削除されるため、半年経ってから申し込めば審査通過が可能になります。

他社借入はなるべく減らしておく｜借り換え・おまとめローンの利用を検討する

他社で借り入れが多い人は、ネット銀行カードローンに申し込む前になるべく減らしておきましょう。

他社借入が少額であれば審査に大きな影響はありませんが、年収の3分の1近くの借り入れがあると、総量規制に抵触して審査に落ちやすくなります。

借金が多すぎて返済するのが難しい場合は、借り換え・おまとめローンを活用しましょう。既存ローンよりも低金利のローンに借り換えたりまとめたりすることで、毎月の利息を減らすことができ、返済が楽になります。

例えば、100万円を金利18.0%で借りている人が、低金利のローンに借り換えた場合の返済額を比較すると、以下のようになります。

【借入総額100万円、5年（60回）で借りている場合】

	金利18.0%の既存ローン	金利15.0%で借り換えた場合	金利12.0%で借り換えた場合
返済総額	1,523,580円	1,420,277円 （-103,303円）	1,334,640円 （-188,940円）
利息総額	523,580円	420,277円 （-103,303円）	334,640円 （-188.940円）
返済月額	25,393円	23,671円 （-1,722円）	22,244円 （-3,149円）

金利を3%下げるだけでも、返済総額を10万円以上減らせます。月々の返済額も減らせるため、完済までの期間も短くできます。

借り換えローンとおまとめローンは、返済期間も10〜15年ほど長く設定できるので、低収入の人も無理のないペースで完済を目指せるでしょう。

個人信用情報機関に開示請求をする｜過去に延滞等の問題があれば削除されるまで待つ

過去に延滞などのトラブルを起こした人は、個人信用情報機関に開示請求をしましょう。

日本には3つの個人信用情報機関があり、本人が開示請求をすれば、いつでも信用情報を確認ができます。

開示請求の方法は、Webと郵送の2通りから選択可能です。なお、開示手数料はそれぞれ異なります。

個人信用情報機関	Web	郵送
CIC	500円	1,500円
日本信用情報機構（JICC）	1,000円	1,000円
全国銀行個人信用情報センター（KSC）	1,000円	1,124～1,200円

上記3つの信用情報機関は、いずれも相互に登録情報を確認できる状態であり、3つのうち1つでも異動が記録されていれば、他の機関でも情報が共有されてしまいます。

そのため、信用情報を確認する際は、3つの機関すべてに異動が載っていないかを確認することが大切です。

Webやアプリで信用情報を開示する手順は、以下のとおりです。

個人信用情報機関	信用情報を開示する手順
JICC（日本信用情報機構）	1.JICC専用スマホアプリをダウンロード 2.トップページで「信用情報開示の申込」を選択 3.本人認証 4.氏名や生年月日等を入力 5.手数料の支払い 6.開示結果の受取り
CIC（シー・アイ・シー）	1.利用環境・ お支払い方法の確認 2.クレジット契約で利用した電話番号から指定の電話番号にかけて受付番号を取得 3.取得した受付番号と受付番号を取得した電話番号を入力 4.入力した電話番号あてにSMSで認証コードを送信 5.必要事項を入力（キャリア決済の場合は認証コードも入力） 6.利用手数料の決済 7.パスワードを入力して開示情報を表示
KSC（JBA)（一般社団法人 全国銀行協会）	1.メールアドレスを登録 2.名前、住所、電話番号などを入力 3.オンラインで本人確認 4.メールアドレスに手数料の支払いに必要なURLを送信 5.URLから決済サイトにアクセスして手数料を支払い 6.メールアドレスにダウンロードに必要なURLを送信 7.URLからダウンロードサイトにアクセスして開示報告書を取得

信用情報の返済状況の欄に「異動」と記載されていれば「ブラックリスト入り」と呼ばれる状態になります。

ブラックリスト入りしていると、どのローンも審査通過は難しいので、金融事故情報が消えるまで5〜7年待ちましょう。

事故情報が消えるまで待てない場合は、ブラックでも借りれるカードローンの利用をおすすめします。

ネット銀行カードローンで資金を調達する際の注意点

ネット銀行カードローンでお金を借りるときは、いくつか注意すべきポイントがあります。

契約してから慌てることのないように、事前に注意点を確認しておきましょう。

即日融資は不可！当日中に融資を受けたいなら消費者金融に申し込む

ネット銀行に限ったことではありませんが、どの銀行も即日融資には対応していません。

銀行は反社会勢力への貸し付けを防ぐために、2018年以降から警視庁データベースへの照会を審査に追加しています。

警察データベースからの回答は最短でも翌日以降になるため、銀行で借り入れができるのは最短でも翌日以降になります。

本年1月4日から警察庁の暴力団情報データベースへの接続が開始されましたのでご報告いたします。なお、接続に関する枠組みの概要は次のとおりです。

（1）警察庁の暴力団情報データベースへの接続は、預金保険機構を介して実施する。
（2）対象取引は、新規の個人向け融資等とする。
（3）対象者は、個人の融資申込者等とする。

引用元：反社会的勢力との関係遮断に向けた対応について | 2018年1月4日 – 一般社団法人 全国銀行協会

「どうしても今日中にお金が必要」という人は、即日融資が可能な消費者金融への申し込みをおすすめします。

プロミスやアイフルなどの大手消費者金融は、土日祝日も即日融資に対応しているため、休日に急な出費で困ったときに役立ちます。

店舗での手続きには対応していない！手続きが不安なら大手や地方銀行がおすすめ

ネット銀行は実店舗を持たずにネット上だけで取引をしているため、店舗での申し込みはできません。

そのため、「スタッフに相談しながら手続きを進めたい」「対面でやり取りしたい」という人には不向きです。

手続きが不安なら、店舗での手続きが可能なメガバンクや地方銀行に申し込みましょう。

営業時間は銀行によって異なるので、ホームページなどで事前に確認しておくことをおすすめします。

なお、店頭で申し込む際は、本人確認書類や収入証明書が必要になるので、忘れずに持参しましょう。

借入先の普通預金口座を持っていないと申し込みや契約ができない場合がある

ネット銀行では、借入先の普通預金口座を持っていないとカードローン申し込みや利用ができない場合があります。

口座なしで申し込み・契約ができるネット銀行は、以下のとおりです。

ネット銀行カードローン	口座なしで申し込み	口座なしで契約
楽天銀行スーパーローン	◯	◯
セブン銀行カードローン	×	×
auじぶん銀行カードローン	◯	◯
みんなの銀行Loan	×	×
PayPay銀行カードローン	×	×
オリックス銀行カードローン	◯	◯
ソニー銀行カードローン	◯	◯
住信SBIネット銀行カードローン	×	×

口座を持っていない人は、カードローンを申し込む前、またはカードローンの申し込みと同時に口座開設が必要です。

しかし、口座開設に時間がかかると、融資までの時間もかかるので注意が必要です。融資を急ぐ場合は、口座なしで利用できるカードローンを利用しましょう。